ストーリー：
学生新聞で4コマ漫画を連載し、クラスメイトからも称賛されている小学4年生の藤野。そんなある日、先生から、同学年の不登校の生徒・京本の描いた4コマ漫画を新聞に載せたいと告げられる。自分の才能に自信を抱く藤野と、引きこもりで学校にも来られない京本。正反対な2人の少女は、漫画へのひたむきな思いでつながっていく。しかし、ある時、すべてを打ち砕く出来事が起こる。
評価：5点満点中4.5点
感想：
「チェンソーマン」で知られる人気漫画家・藤本タツキの読み切り漫画。
原作を読んだことはありませんが、凄まじいほど評判が良かったので鑑賞しました。
かなり良かった。
一時間程度の作品でしたが、心に刺さるものがありました。
小学生特有の微妙な人間関係の中、漫画をきっかけに仲良くなる二人が微笑ましかった。
京本役の吉田美月喜という女優を全く知りませんでしたが、暖かい声の東北弁が良かったです。
「ぼっちざろっく」のように他の映画のような大作感はなく、無名の状態から成り上がろうとし、友情が深まっていくのも良かった。
中盤からは感動しっぱなしで涙が止まりませんでした。
入場者特典として、原作ネームを全コマ収録した漫画が配布されました。
原作や映画とは異なる描写があり、とても面白かったです。
とはいえネームなので読み切った感はなく、あくまでファン向けの特典です。
興行収入予想：
今週公開の映画は他に「それいけ！アンパンマン」「クワイエット・プレイス」「言えない秘密」など。
今月は大作映画もないので、ランキングが凄まじい勢いで入れ替わっています。
初登場7位、最終興行は3億円と予想。
今年20本目の映画です。
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