ストーリー:
1985年。運び屋アンドリューはセスナ機に積んだ大量のコカインをジョージア州の森に投下するが、自分自身も誤って落下し死んでしまう。雇い主の麻薬王シドは、信頼するフィクサーのダヴィードにコカインの回収を命じる。一方、絵を描くことが大好きな13歳の少女ディーディーは友人と学校をサボって森へ向かうが、そこで大量のコカインを食べて凶暴になったクマに遭遇。麻薬王一味、子どもたちとその母、警察、レンジャーら、それぞれの思惑が絡みあい、事態は思わぬ方向へと転がっていく。
評価:5点満点中3.5点
感想:
B級映画好きなら間違いなく観たほうがいい。
今年観たB級映画のなかでは一番面白かった。
80年代の設定といい、展開といい、いかにもB級ホラーらしさあふれる。
グロ描写はありますが、かなりコメディに寄せていて、観客を笑かしにきています。
とにかくコカインを食べたクマが可愛い。
食べた後気持ちよくくつろいだり、急に寝たりと明らかに笑わせにきている。
と思ったら急に人間を襲うなど、情緒不安定なのもいいところである。
さらに、登場人物のキャラが立っていて面白い。
群像劇になっていて、誰と誰が遭遇して何が起こるか、ドキドキさせてくれた。
クマにとどめを刺すタイミングは何度もあったのに、一向に刺さない。
めっちゃアホな連中です。
サブキャラの扱いが雑で、これも思わず笑ってしまう。
小学生の子どもたちはコカインを食べたのに、副作用は何もないのか?
ムビチケカードを買うと、特典でオリジナル入浴料が貰えます。
コカインを意識したものなのか、よく分かりません。
映画制作費が52億ほどかかったらしいが、赤字になっていないだろうか。
興行収入予想:
劇場公開日は2023年9月29日。
10月2日付の映画ランキングでは、初登場圏外を記録。
サブスクで配信されたら、空き時間に何度も観るかもしれません。
最終興行は7000万円と予想。
今年53本目の映画です。
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