ストーリー:
楽しい冒険に満ち溢れていた日々は終わりを迎え、青年になったクリストファー・ロビンは、大学進学のためプーとピグレットを森に残して旅立っていった。時が経ち、婚約者のメアリーとともに100エーカーの森に戻ってきたロビンは、そこで血に飢え野生化してしまったプーとピグレットの異様な姿を目の当たりにする。
評価:5点満点中3.5点
感想:
予告ではあまり期待していませんでしたが、あのプーさんがホラー映画に出るということで気になったので観に行くことにしました。
グロテスクな描写がウリとなっています。
しかし、ストーリーが雑でツッコミどころが多々あってそれどころではない。
「早く逃げろよ」と心の中で100回は言ってたと思う。
おそらく、ホラー映画的なシチュエーションを重視しすぎるあまり、ストーリーの矛盾チェックがおろそかになったのだと思う。
映像の面白さを追求していたからか、退屈になることはあまりなかった。
にしてもツッコミどころが多すぎる。
プーさんとピグレットの顔があからさまな被り物で、「ハロウィン」のマイケルにしか見えない。
このストーリーの矛盾が観終わった後にじわじわ効いてくる。
お話が面白いわけではないが、B級映画らしいチープさとエンタテインメント性が見どころだと思う。
ストーリーがあまり凝ってないからか、登場人物についてあまり印象に残っていない。
比較してみると、ブラムハウスの制作映画がちゃんと見えてくる。
終盤は割とホラー映画らしい展開ではあった。
最後まで登場人物の人間関係がよく分からなかったが。
プロモーション活動が積極的でYouTubeに本編映像を流していますが、グロ描写が多いからか中途半端なものが多い。
規制の厳しいこのご時世だと、R指定映画でSNS映えするのは難しいかもしれない。
人に勧めるような映画ではありませんが、B級ホラーに興味があるなら観てもいいんじゃないか。
早くも続編の制作が発表されているらしいが、面白いのだろうか。
興行収入予想:
公開初週の上映館数は91と意外に多い。
ここまで多いと、ミニシアターランキングには入らないか。
しかし、映画ランキングトップ10に入るほど万人受けする映画ではない。
今週公開の映画は他に「青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない」「大名倒産」「君は放課後インソムニア」など。
「リバー、流れないでよ」という映画が気になっているのですが、近くに上映館がない。
代わりにroninさんに観てもらうしかないか。
初登場圏外、最終興行は3000万円と予想。
今年31本目の映画です。
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