ストーリー:
高校生の神谷透はクラスメイトに流されるまま、同級生の日野真織に嘘の告白をする。しかし彼女は「お互い本気で好きにならないこと」を条件にその告白を受け入れ、2人は付き合うことに。やがて真織は、自分が前向性健忘症で、夜に眠るとその日の出来事をすべて忘れてしまうことを透に打ち明ける。彼女は毎朝、前日の日記を読み返すことでどうにか記憶をつなぎ止めていた。透はそんな真織と1日限りの恋を積み重ねていくが……。
評価:5点満点中3.8点
感想:
私は昔難病ものの映画が好きでした。
「君の膵臓をたべたい」「HELLO WORLD」は当時観たときは年間ベストに入れるほどお気に入りの映画でした。
しかし、その熱が冷めた今、当時の熱量はありません。
古川琴音を高校生の役に起用するのはかなり無理がある。
役は彼女に合っていましたが。
高校生が私服でいるので、実年齢と離れていてもそれなりに見栄えがある。
というか、イマドキの高校は私服OKなのか。。。
どうしても設定が酷似している「キミスイ」と比較してしまう。
福本莉子が浜辺美波に見えてしまう。
キミスイでは親友のトゲのある性格とクラスメイトの冷ややかな態度が嫌でしたが、その悪い部分が解消されたような感じがします。
キミスイと同様、話が急展開すぎる。
泣けるというより泣かせにいっていると私は表現しています。
また、同級生から嫌がらせを受けている主人公の友達の扱いが少々雑になっている。
夏休みにカップルで観賞するにはぴったりの映画です。
今年公開の三木監督作品に「TANG タング」「アキラとあきら」がありました。
恋愛映画ばかり撮るわけではないようです。
興行収入予想:
初週の公開館数は174と普通規模。
2017年公開の「君の膵臓をたべたい(実写)」は最終興行35.2億円の大ヒットを記録。
三木監督の直近の作品では、『夏への扉 -キミのいる未来へ-』が約1.8億円と伸び悩む。
『きみの瞳が問いかけている』は9億円とまずまずの数字。
初登場5位、最終興行は4億円と予想。
今年74本目の映画です。
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(C)2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会