ストーリー:
高校時代に帰宅部でつるんでいた6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興をするため5年ぶりに集まった。恥ずかしい余興を披露した後、彼らは披露宴と二次会の間の妙に長い時間を持て余しながら、高校時代の思い出を振り返る。自分たちは今も友だちで、これからもずっとその関係は変わらないと信じる彼らだったが……
感想:
この映画は、結婚式の余興シーンがメインだと思っていたのですが、余興シーンはあまりなくて、披露宴と二次会の移動時間で交わされる会話がメインになります。最初は楽しいのですが、長回しされると途中で飽きてきます。
高校時代の回想シーンは、ギャグ満載で楽しい雰囲気が伝わってきました。こういうシーンは、酒を飲みながら観ると面白いかもしれません。しかし、このご時世では酒の提供が難しいでしょう。真面目に観ようとすると悪い部分がどんどん出てきてしまいます。城田優が演じる、ノリの軽い同級生が出てきたときは、話の腰を折ってきていてイラっとしました。
そしてこの映画のややこしい点として、主役の成田凌が、数年前に死んでいたことになっているということです。急にいなくなったと思ったらまた戻ってきて、奇抜な登場をしたりとやりたい放題です。私の理解を超える演出で、ついていけませんでした。これも監督の世界観なのかもしれません。
ダメ出しばかりになってしまいましたが、面白いシーンもいくつかありました。余興のシーンはすべったという設定になっていましたが、結構面白かったですよ。個人的には、式の待ち時間ではなく、スピーチのシーンや二次会の余興など、メインである結婚式でのエピソードが欲しかったです。
興行収入予想:
この手の映画は、大体圏外に入るのが常ですが、今週公開の映画でランクインしそうなのは「劇場版 Fate/Grand Order」「ファーザー」くらい。くれなずめはギリギリのラインなので予想が難しい。
初登場圏外、最終興行は1000万円と予想。
評価:5点満点中3.5点
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