メロの映画レビュー

メロの映画レビュー

主に映画レビューを投稿します。

 

■ストーリー

1800年代中期、260年続いた江戸時代は終わりを迎えようとしていた。日本の未来を変えるべく立ち上がったのは、のちに「幕末のヒーロー」と呼ばれる坂本龍馬と西郷隆盛だった。大きな時代の波とともに、数々の革命的な出来事が繰り返され、やがて明治という新たな時代が幕を開ける。その裏には、誰もが想像できなかった戦いと友情の物語があった。

 

■評価:5点満点中3.5点

 

■感想

とりわけ避けているわけではないのですが、福田雄一作品は2020年の「新解釈・三國志」以来観ていませんでした。

 

やはり、安定して面白いです。

近年の福田雄一作品はなぜか年末に集中しているため、この手の映画が出てきたら年納めって感じがします。

 

主役の2人が福田組常連のムロツヨシと佐藤二朗ということで、立ち振る舞いが完璧に分かっています。

相変わらずレビューサイトの評価は散々なものですが、個人的には本当にそうなのかと思うくらい笑っています。

新撰組三人衆が織りなす不毛なやり取りは特に面白いです。

真面目な歴史ものや、ドラマチックなラブストーリーを求める人にとっては全く合わない作品です。

 

ただ福田作品ということもあり、アクションシーンは少なめです。

映画と言ったらアクションで映えるところもあるので、迫力や緊張感はないです。

いうならば、仕事もせず朝から晩まで飲み屋にいるような気分になります。

 

「アンダーニンジャ」みたいに原作があるとそれなりに緊迫したシーンもあったりしますが、今回は原作がないので福田監督のやりたいようにコメディに全振りしています。

まあそれが福田作品の良いところでもあります。

 

 

 

 

 

■興行収入予想

今週公開の映画は他に「アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ」「楓」「ビューティフル・ジャーニー ふたりの時空旅行」など。

「アバター」は2022年の「ウェイ・オブ・ウォーター」が日本では43億円と思ったほどヒットしなかったので、「ズートピア2」よりは化けないとみています。

年末は「ズートピア2」が話題を独占するでしょう。

福田雄一作品では2020年の「新解釈・三國志」が最終興行40.3億円でしたが、2022年の「ブラックナイトパレード」あたりから興行10億円を前後しています。

初登場3位、最終興行は25億円と予想。

 

今年49本目の映画です。

 

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