ダイエットが過ぎて摂食障害
(拒食症・過食嘔吐)している人は
食べることを吸収
と言うこと多いですよね
医療従事者として思うこと
食事することで栄養を
身体に取り込むことを
食べて吸収する
という考えがすでに病気だなと。。。
食べることを吸収と言う人たちは
少しでも体重が増えると極端なカロリー制限して
水だけでも太るという恐怖から水分摂取まで
制限して前日よりも100gでも減らそうとしている
が、そういう人たちは消化代謝がどんどん
落ちて(下がって)いるから
ほんの少しの飲料や普通の人の1食しか
食べていなくても翌日にはあっという間に
1kg増えてしまう
そして、またまた極端な食事制限を
ファスティングです💕
と自分を肯定しながら続ける
なかにはわずか4日で2.5kg増えた人も
でも、自分を肯定したいのか
寝る前に水分取ったから
夫の夕食の味見で少し食べたから
運動できなかったから
とチグハグな言い訳を。。。
消化代謝が落ちているから
普通の人の1食・わずか400〜500kcal/日
だけで翌日には体重が増えている
4日で1日分の摂取カロリーしかとっていないのに
癌や心不全などで腹水が溜まってしまうがごとく
2.5kgも増えることはないでしょう
食べることは生きること
勤務病院に大正生まれ(100歳以上)で
年齢相応の心機能の低下で入院しても
認知症はなく独歩もできる方は
しっかり食事をとられています
私よりも若い30~40代で
食べて吸収して太りたくないと
食事制限(これって摂食障害だけど)
していたら還暦過ぎたらADLが
あっという間に落ちて
70歳になる前には施設で
24時間お世話してもらわないと
生活ができないということにもなってしまいます
現にそんな60代後半〜70代前半の方が
多く入院されてきます
(当院は脳心血管疾患を主に診ているので)
人が必要な1日の摂取カロリーは
標準体重(標準体重以下の方は体重)×25~30
だそうです
BMI25以上の肥満であれば
多少の食事制限は必要でしょうが
BMI22~19くらいであれば
上記の計算式のカロリー摂取であれば
太ることはないでしょう