長瀞岩畳で川風に吹かれながらたっぷり散策を楽しんだあと、向かったのは秩父鉄道・長瀞駅に続く岩畳通りにある甘味処「八幡家」。
駅から徒歩数分、長瀞岩畳へ向かう観光客が必ずといっていいほど通る通り沿いにあります。
長瀞エリアで人気の天然氷「阿佐美冷蔵」の氷を使ったかき氷が名物で、特に夏場は行列ができることもある人気店。
冬のこの日は、落ち着いた店内でゆっくり甘味をいただくことができました。
囲炉裏を囲む、どこか懐かしい店内
店構えは、歴史ある商店街の一角にひっそりとたたずむ昔ながらの商店といった風情。
ガラスの引き戸をガラガラと開けると、囲炉裏や火鉢を囲んだベンチが並びます。
座布団や鉄瓶、つるし雛など、日常生活ではあまり目にしなくなった道具たちが店内のあちこちに置かれていて、まるで古い民家に遊びに来たような気分に。
日本人ならきっとどこか懐かしいと感じるのではないでしょうか。
阿佐美冷蔵の氷を使った、年中楽しめるかき氷
八幡家といえば、やはり阿佐美冷蔵の天然氷を使ったふわふわのかき氷が有名。
阿佐美冷蔵は数少ない氷室のひとつ。
この日も、冬の真っ最中にもかかわらず、かき氷を頬張るお客さんの姿が。
香ばしい「竿さしもち」
冷えた身体を温めたくて注文したのは、「竿さしもち」。
細長く伸ばされたお餅がこんがりと焼き上がり、熱々の状態で運ばれてきました。
ところどころに香ばしい焦げ目がついています。
一口噛むと、外側は薄い膜のようにパリッとした歯ざわり、中はむちっと弾力です。
ほんのり甘じょっぱいタレと共に、噛むほどにお米のやさしい甘みがじんわりと広がっていきました。
桜の塩漬けがのったお汁粉
粒あんのお汁の中には、焼き目のついた小さな丸餅が3つ浮かび、その上には可憐なピンク色の桜の塩漬けがちょこんと添えられています。
あたたかい粒あんの甘さの中に、桜の塩味がほのかに混ざり合います。
プレスコーヒーでしめる、長瀞の午後
甘味と一緒にお願いしたのが、プレスコーヒー。
ガラスのフレンチプレスにたっぷりと入ったコーヒーは、テーブルに置かれた瞬間からふわりと良い香りが立ちのぼります。
苦味と酸味のバランスがよく、軽やかなタッチの飲み口。
お汁粉の甘さの余韻をきゅっと引き締めてくれるような味わいです。
テイクアウトカップに注ぐので、この後の長瀞散策のお供に連れて行くのも良さそうです。
八幡家 店舗情報
◇八幡家
📍埼玉県秩父郡長瀞町長瀞479
🚃秩父鉄道「長瀞駅」から徒歩約3分
冬の長瀞岩畳と、出会えた野鳥たち
この日は、長瀞岩畳もゆっくり散策しました。
冬の岩畳は確かに空気が冷たく、少し寒々しさもありますが、小波が寄せたように幾重にも重なる石の模様が、冬の澄んだ空気の中でいっそうくっきりと際立って見え、とても美しかったです。
想像していたよりも岩畳の範囲は広く、のんびり歩いて写真を撮ったり、川面を眺めたりしていると、気づけば40分ほどは滞在していました。
周辺では野鳥も多く見られ、この日は次の鳥たちに出会うことができました。
ジョウビタキ(オス・メス)
マガモ(オス・メス)
カワウ
アオサギ
マヒワ
セグロセキレイ
コゲラ
長瀞岩畳のダイナミックな景観と、八幡家でのあたたかい甘味時間、そして野鳥との出会い。冬ならではの静けさの中で、じんわり心に残る長瀞の一日になりました。

ご訪問いただき、ありがとうございます
































