言うことを聞かない子どものしつけ方〜その3 | 伝え方コーチ☆得意なことで売れるプロになりたい方を応援

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こんにちは、Mihoです。

言うことを聞かない子どものしつけ方~その2の続きです。


ちょっと長くなりました。

1分程お時間あるときに読んでみていただけたら嬉しいです。


少なくとも5歳までの子どもには、言って聞かせるだけではなくて、親が何度も何度も行動をして見せないと理解できないというお話でした。


こちらの本で学んだことを書いています。

親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深みから/学陽書房

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ただ、たとえ行動を見せ、肯定的に話したとしても、状況によってはダメと言わざるを得ない時がありますね。


でも、それは3つの状況のときだけ。


*子どもがしたがっていることが、その子にとって害になる時。(トイレの水で遊ぶ)

*子どもがしたがっていることが、他の人にとって害になるとき。(小さい子をぶつ)

*子どものしたがっていることが、本当のダメージになるとき。(壁に傷つける)


こんなときは、ダメと言っても良いのです。


”子どもはいろんな経験を通して学ぶものということを忘れてはならない。


なんでもダメと言うのではなく、本当にダメなときにダメという親の判断力と忍耐力が必要。


子どもが経験を得られるように手助けしていけば、子どもは世界と自分の能力について本当のことを学ぶ。”


確かに、初めから何でもダメ、ダメばっかり言ってたら、自分で経験できないから何がダメだったのか自分で判断することができなくなっちゃうもんね。


親はぐっと見守るということも必要なのね。



それから、ダメという前に、子どもは本当は何をしようとしていたのかを見極める。

決まりを単純にし、決まりを変えない。


時々子どもは親の反応を試す為にうるさくすることがある。

カートに乗っている2歳の子どもが母親が無視することでどんどんうるさくなっている。


そんなときは、

『静かにおすわりするまでこのカートは動かないのよ。』

『いい子にしてたらジュースを自分でかごに入れさせてあげる。』

『にんじんを見つけたらお母さんに教えてね。』


みたいに対応してあげる。


ただうるさいのを無視しているだけだと、子ども自身にもストレスが溜まっていくということなんです。


親を試してるのに、答えがでないから。


う~ん、子どもの心理ってわからないショック!


なんでこんな小さいのに私の言いなりにならんのよぉ! 


と、ブチ切れそうになる時もある。


子どもにいつも甘く穏やかでいられる親はいません。


よね?


時には強くダメと言わなくてはいけないときもある。


『お友達と仲良く遊ぶこと』

『順番を守ること』


なにか教えようと思ってもt、そのとき子どもが騒いで興奮しているときは、一旦子どもの身をそこから離すことも効果的。


で、3分待つ。


それだけで解決するぐらい、小さい子どもって単純な感情しか持っていないのだ。


イライラしたとき、そこで親が子どもに手をあげてしまうと、子どもに悪い行動モデルを見せることになるので、子どもがマネして他の子をぶつようになる。


→矛盾したメッセージを与えることになる。


だからひっぱたいたりすることは最もNGなんですね。


でも子どもについ大声を上げたくなったり、やり場のない怒りに憎悪の感情がわいてしまったり。


そういった感情をどうやって抑えたらいいのか。


大人は抑えなければならない。

(やっぱりそうなのね。大人なんだから。)


子どもは今教えたことをこの次にはできるようになるとはまず考えない。


何度も何度も言って聞かせて、見本を見せ続けることが不可欠なのだと認識すること。


そこをわかっているといないのでは、イライラの度合いも違うということのようだ。


でも、ママがストレスや感情を抑えすぎて、ずっと黙っていて鬱憤が溜まり、最後には爆発して自己嫌悪に陥る位怒りすぎてしまう。


小さな子どもの子育て中、子どもと家で孤独になってしまっているとありがちな最悪の事態。


そうなる前に、より客観的な視点を提供してくれる家族や友人が必要ということ。


ママの気晴らしはとても重要なんですよね。


とにかく人と関わりましょう。


ママ友作りが得意な人や社交的な人などは、人と話す機会がたくさんあるのでそういった問題は少ないかもしれません。


でも、中にはママ友とかそういう付き合いが苦手な人もいるわけです。


私は、そういうママは、同じ土俵にいるママたちのいるところばかり行かなくてもいいと思うんです。


年代が違った人たちとの交流でもいいと思う。


朝、定年退職された方々が集まってラジオ体操をしているところがあるなんていうのを聞いたことがあります。


(実は私の妹がそれに参加してた得意げ


それがすっごく楽しくて、良い出逢いもあったし、健康には良いし、毎朝の日課になっていたようだ。


そういうのだって赤ちゃんを抱っこ紐に入れて参加してみてもいいんじゃないかと。


もちろんまだ幼稚園ぐらいじゃ一緒に連れて行っても全然OKでしょ。


とにかく、いつもと違う場所に行く!


赤ちゃんとどこかに出かけてみる。


時々誰かに預かってもらって一人の時間を持つ。


何か悪い状況を変えたいと思ったら、まずはいつもと違う行動をすることが不可欠なんじゃないかと思います。


そうすれば、また昨日と同じ繰り返しは防げますよね。


そして、本当に大変で私一人では無理だわと思ったら、他人の助けを借りるのも必要なときもありますよね。


そして誰かに助けてもらったら10倍にして返す気持ちで受け取れば良いんじゃないかと思います。


少し話が反れましたが、本の内容『親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育』で学んだことに戻ります。


私たち大人は、子どもが言葉がしゃべれるようになると、つい子どもにも大人と同じような感情や経験や知能があるものと勘違いして対応してしまいがち。


でも7歳以下の子どもの感情は、思春期の子どものように複雑ではない。


だから、そのときの怒りの感情や涙はすぐに通り過ぎていく。


やさしく抱いてもらったり他に気を紛らわしてもらったりすることで。


だから、感情の混乱したときに、それについて不必要なほど話したり、感情を無理に抑えつけたりすると、あまりに子どもらしくない、親の意向に添うように意識しすぎた不自然な感情を作り出す。


言い替えると、親の望むような答えを出してその場を解決するような癖がつく。


→その場しのぎのことを言う子どもになるということ。


幼い子どもにとっても感情は、『今、ここにあるもの。』


子どもの本質をわかっておくってことは、子育てにおいて認識してるとしてないでは大きな違いがあると思いました。


シュタイナーは、


『5歳以前は何をすべきでなにをすべきでないかがまだ理解できていない。

模倣することができただけ。

5歳を過ぎると、少しずつ聞き始め、年上の人の言うことの正しさを受け入れられるようになる。

5歳までは何が正しくて何が間違っているかという感覚を子どもの中に築くのは不可能。

7歳までは(歯が生え変わる時までは)子どもは模倣を通して生きている。想像力と記憶と大人の言うことの正しさを受け入れることについての成長は、少しずつ進んでいくもの。』

と述べている。



親だからできる赤ちゃんからのシュタイナー教育―子どもの魂の、夢見るような深みから/学陽書房

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