外反母趾が強い私の足。
ずっと「どうしてこんなに親指が曲がるんだろう?」と考えていました。
そこで改めて足全体を見てみると、
私の場合、足首がかなり内側に入り込むようなアライメントになっていました。
いわゆる「足首の内側への崩れ」。
足部では、距骨の位置や後脛骨筋など、足部のアーチを支える構造も関係してきます。
そこで、内くるぶし周辺を触診しながら、
「ここを押したらどう動く?」と確認していくと……
あるポイントに刺激を入れた瞬間、
なんと親指の向きが変わった。
「え、足首と親指ってこんなにつながってるの?」
そこからまず足首のアライメントをテーピングでサポート。
すると、強かった親指の曲がりが少し緩みました。
さらに外反母趾部分もテーピングで誘導してみると、
写真のように親指がかなりまっすぐに。
もちろん、これだけで
「外反母趾の原因は足首です」と断定することはできません。
外反母趾には、骨格・関節・靭帯・筋肉・荷重・歩き方・靴など、さまざまな要素が関係します。
でも今回、自分の身体で感じたのは、
「痛い・曲がっている場所だけを見るのではなく、なぜそこに負担がかかっているのかを見ることの大切さ」
身体はパーツごとに分かれているわけじゃない。
足首、足部、膝、股関節……
それぞれの動きやアライメントが連鎖して、身体全体のバランスを作っています。
だから私は、
「外反母趾だから親指だけ」
「肩が痛いから肩だけ」
ではなく、
その場所に負担がかかっている“背景”を探せるセラピストでありたい。
今回の発見も、もっと解剖学的に掘り下げてみたい。
身体って、本当におもしろい。
