メルク英語教室の林英美です。

さっそくですが、私自身は、日本語を第1言語とします.

韓国語と英語を話しますので、3言語を生活の中で使い分けています。

 

【日本語は0才から】

 

日本に住んでいて、家庭内では日本語を話し、あらゆるメディアに触れ、学校教育でも日本語を教科として学ぶことで、おのずと日本語は身に付きました。

 

家では日本語で会話し、日本語でお笑いを見て笑い、日本の歌を聴いて育ち、日本語の本や雑誌を読みました。

 

【韓国語は6才から】

 

私の両親は、在日韓国人2世ですが、家庭ではほぼ日本語を話していました。 

学校教育では、日本語以外の科目を韓国語で学習し、読み、書き、話し、聞くことを常に行っていました。韓国語で日記を書く宿題もありましたし、作文をする機会も頻繁にありました。教室での授業や会話は韓国語でした。

しかし、流行の言葉などは知らなかったですし、今ほど韓国語の歌やドラマは生活になかったので、学校に行かないと、韓国語は使いませんでした。

 

 

【英語は12才から】

 

実は子供の頃、英語はどの科目よりも一番苦手でした。20代半ばになって一念発起し、英語圏の大学院に留学するために、必死になって勉強しました。

 

海外に住んでいたのは、大学院生時代の約2年間です。

 

その後就職した医療機器メーカーで、難しい英語をかなり使っていたので、英語力は意外にも留学から帰国後の社会人生活をした2年間に、もっと伸びた気がします。

成人してから英語をやり直したので、英語を苦手とする生徒たちの気持ちは、よく分かります。


 

【ことばを習得するために必要なものは何か?】

これは私自身の持論ですが、言語を習得するためには、以下のようなものが必要だと思います。

 

1. 言語を使う環境(家庭、社会、学校等)

 

例えば、英語を学びたいのであれば、英語圏に行くのが手っ取り早いです。

 

そうもいかない場合は、インターナショナルスクールに通うのが一番英語を習得しやすいでしょう。

 

また、親が1人でも英語を家庭内で話せば、英語を身につけやすくなります。

 

そこまでの環境は用意できない場合は、子供を幼い頃から英語教室に通わせたり、英語のビデオをずっと見せるなど、人為的に英語に囲まれる環境を用意しなくてはなりません。

 

2. 言語を学習する機会

 

いくら英語圏に住んでいても、学習する機会がないと、全く語学力が伸びない場合があります。

 

場所があっても伸びない人も

大学院時代、オーストラリアで2年暮らした経験がありますが、その間に出会った日本人の中には、全く英語力が伸びない人もいました。英語圏に住んでいたけど、日本語で生活できてしまうと、英語を学ぶ機会は乏しくなります。

 

親が英語ができても、子もできるとは限らない

親が英語ができるからと言って、その子供も英語ができるとは限りません。家庭内で英語を使用する機会がなければ、子供は親を真似ることができません。英語を話せる親でも、そこに対話がなければ、学びには繋がりません。

 

本や音声だけで言語をものにする人もいる

それとは別に、日本にいて英語を話す人が身近にいなくても、学習教材を活用して、英語を学ぶ機会があれば、どんどんを英語が伸びる方もいます。

 

 

3. 言語に晒される時間

 

学習年月も大切ですが、学習頻度も大切です。

 

一つの言語をしっかり習得したければ、なるべくその言語に触れる頻度を、増やすことが重要です。

 

なんでも回数を増やすことで、慣れてくることがあります。例えば英語の音声、文法、単語の変化や派生語、発音など、長い時間その環境に晒されることで、身に沁みて理解できることがあります。

 

多くの英語教室では、一般的に週1〜2回程度の学習を推奨しておりますが、回数を増やせば、理解度と進度も早まります。

 

【週1英語教室に通う子供たちが、英語の学習頻度を増やすには?】

 

1.毎日できる多読多聴のすすめ

 

最近、1年間英語を学習した小学3年生のお母さんから、発音が良くてびっくりしたと言うお話を聞きました。お子さんがしっかり家庭でも、音声教材に触れ、英語に慣れ親しんでいる様子が伺えました。

 

毎日学校で勉強して、毎日ご飯を食べるように、英語の音声教材や絵本にも、少ない時間でもいいですから毎日触れると、大きな財産になると思います。

また、多読にしっかり取り組んでいる生徒さんは、英語を英語で考える力がついているんだと、感じられる場面があります。

 

例えば英検などの選択肢問題を読み、誤った選択肢を読んだ時に、クスッと笑うことがあります。さぞかし可笑しな選択肢なのでしょうか、間違っている選択肢を楽に見分けています。

 

 2. 英語を使おう

 

英語が使われている環境に子供たちを連れて行くと、大きな刺激となり、学習のモチベーションがアップすることがあります。

 

教室で英語を学ぶだけでは、素振りの練習ばかりしていて、実践形式の試合をしたことのない野球選手のようなものです。(ちょっと表現が大袈裟でしょうか。)

 

幼い子供なら、キッザニアに行ってみたり、長期休みに海外旅行に行ってみることで、使う場面を用意できます。

近場なら松本城や白馬、浅草などに行って、英語を使う人々を目撃して、実際に話しかけてみるのも良いです。

 

自宅でも英語で日記を書いたり、積極的にスピーチコンテストに参加したり、簡単な物語を英語で読むなど、実際に言語を使ってみる楽しみを味わって欲しいです。

 

3.YouTubeやDisney Channel など、メディアを上手に活用しよう

 

先日懇談会でお伺いした小学1年生のお話です。英語の学習を始めて、他の言語にも興味が湧いてきたので、YouTubeを活用して韓国語やロシア語などの音声にも親しんでいるとのことでした。

 

また、メルクに通っていたお子さんの中でディズニーが大好きで、幼少期からディズニーアニメに英語で慣れ親しんでいた方がいました。

 

アニメの世界の登場人物を真似て話したり歌うことで、英語を聴く力が増すばかりでなく、発音や表現力もついていました。


4. 将来は留学も視野に入れてみよう

 

私が指導する大学生の中には、「トビタテ!留学ジャパン」という文部科学省のプログラムから留学資金を獲得して、マレーシアのマライヤ大学に交換留学生として学びに出かけている大学生がいます。

 

高校まではサッカーに明け暮れていたこの学生、大学生になって洋画や洋書をたくさん生活に取り入れ、友達とも務めて英語を使うことを実践しました。

 

その結果、大学三年生の頃には留学もせずにTOEIC 950点以上、英検1級も合格しました。すごいですね。

 

自己資金がない場合でも、学生ビザを取得すれば、週に20時間程度バイトができる国もあります(ニュージーランド、オーストラリアなど)。ワーキングホリデーであれば合法的に仕事ができ、仕事以外の時間を使って語学学校に通うこともできます。


まずは短期からあまりお金をかけずに、フィリピンのセブ島など、近場の海外から旅行も兼ねて行ってみるのも楽しそうです。

 

【最後に】

 

語学ができると、できない人よりも、コミュニケーションの場面や就職、学業における様々な機会でチャンスを獲得できる可能性があると思います。

 

教室の卒業生の中には英語を習得した後に、大学でスペイン語やペルシア語を専攻し、商社や製薬会社などグローバル企業で活躍している例もあります。

 

お子様の年齢に関わらず、語学に関心があれば、何歳からでも語学は始めることができます。

 

語学の学習は理想的には、幼い頃からなるべく長時間する方が、習得に繋がるでしょう。

 

スタートした時点から継続して学び続ければ、遅くありません。語学習得のために努力することも、時には必要だと思います。

 

ご家庭での学習頻度を増やすことを意識して、家でも音声教材を聞いたり、毎日5分でも10分でも英語に触れることをお勧めします。


大人になれば自分で意思決定し、留学やワーキングホリデーを選択することは可能です。


お子様の語学習得には、親の教育にたいする考え方や方針も、影響があると思います。