今日行われた天皇杯1回戦、松本山雅FC対北陸大学の試合を観てきました。
結果は3-2で松本山雅FCの勝利でした。
第二戦は、ジュビロ磐田との対戦です。
試合終了のホイッスルが鳴ると、
その場に崩れ落ちた北陸大学の選手。
思わずこちらも胸が熱くなりました。
2年前ですが、
新型コロナウィルスの影響で
北信越地域の大学サッカーリーグは
夏過ぎから大幅に遅れて開催されました。
その時に信州大学のサッカー部は
大学内のコロナ感染のリスクもあったため
遠征に行かなくてはならないリーグ戦に対して
大学側から棄権することを呼びかけられました。
結局、信州大学サッカー部は、
その年のリーグ戦は
新型コロナウィルスの影響を考慮して
棄権しました。
当時としては仕方のなかった
選択肢かもしれません。
このことは、当時の大学で教えていた
大学生から聞いたことです。
しかしながら、信州大学サッカー部は
その無念を晴らす思いで
2021年の北信越リーグ戦2部で
見事優勝を果たし
今年からは一部リーグに参戦しています。
…
北陸大学は天皇杯1回戦で
惜しくも松本山雅FCに敗れましたが
必死にボールを追いかけて
天皇杯でプロチームと戦えたことで
少なくとも大学のサッカー部員として
輝いた瞬間があったと思います。
リーグ戦や天皇杯予選に参加できずに、
大学サッカー部を終えた学生たちが
2020年には数多くいただろうなと思うと
泣き崩れる選手をみて、
「全力でがんばって良かったね。」
と思いました。
当時の北信越リーグに携わっていた人々も
今日の北陸大学の勇姿を
讃えていると思います。
大学には学業以外にも
様々な人々との出会いがあると思います。
今、受験勉強をしている高校生や浪人生は
大学に入っても輝けるように
今するべき準備を
しっかりとして欲しいなと思います。
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