キム・ウジン:ホン・スンアン

ユン・シムドク:キム・スヨン

サネ:キム・ジュニョン

 

 

配信があったのであまりお久しぶりという感じはしなかったのですが、実際に舞台で観るのは5年ぶり。

何度観ても新鮮で面白いのは、やはりサネという人物の解釈の多様性によるものが大きいのではないかと改めて感じた公演でした。

 

 

ジュニョンサネはミステリアスで哀愁もカリスマも兼ね備え、場面場面で纏うオーラを鮮やかに変えていくスタイル。

時々みせる泣き顔がとても新鮮でした。

 

 

登場シーンはスタイリッシュで格好良かった!

ハットのかぶり方が天才的で横顔でも正面でも、どこから見ても素敵♡♡

掴みから一気に引きつけられました。

 

ウジンとの出会いはさわやか系。

でも「M4.サネの提案」でウジンの背後に回った時には、大きく腕を広げ獲物を狙うような目つきでウジンを凝視していて「人外感」を一気に醸し出していました。

「M6.彼が来ている」の「死の賛美」パートの歌唱ではカリスマを発散。

かと思うと、ウジンやシムドクと一緒にいる時には人間味にあふれていて、このあたりの雰囲気の切り替えがとっても鮮やかでした。

 

 

「人間的」なところと「人外的」なところが共存しているため、イメージとしては「冥界から使命を帯びてやってきたけれども、人間界に身を置くうちに人間に対して特別な感情を抱くように。しかし使命を全うする冥界の使徒」(←長いwww)という感じ。

シムドクから拒絶されたり、ウジンから銃のひきがねを引かれたりした時、辛そうな泣き顔を見せるのが何とも言えない気持ちになりました・・。

 

 

スンアンウジンは体当たり的な演技が迫力。

スヨンシムドクは強気だけどウジンに一途。サネには全く心を許していない様子なのが、ちょっぴりサネに同情してしまいました(^^;

 

 

「死の賛美」、何度観ても面白いし、やっぱり楽曲がイイ!

素敵な楽曲はストーリーも盛り上げてくれるし、情感を刺激されますよね・・。

今期はこの1回で観劇終了の予定ですが、他のキャストの方々の公演も拝見したいので、ぜひともまた配信をお願いしたいところです~。