【ロミオ&ジュリエット観劇レポ/4月17日夜公演】
ロミオ:ユ・フェスンジュリエット:ソン・ウネマキューシオ:パク・ミンソンベンヴォーリオ:キム・ヒョンスティボルト:ウ・サンジュンフレンチロックミュージカル「ロミオ&ジュリエット」を観てまいりました!この演目は日本版を何回か観たことがあるのですが、スマホが登場する現代風の世界観がどうにもこうにも肌に合わなくて、常々「違う演出で観てみたいよ~っ!」と熱望していた作品だったんです。ついに、その待ち望んでいた機会が到来!ということで、喜び勇んで観てきました~♪まずは会場に入ってキャストボードを眺めていると「死」の隣に「詩人」という配役が!「詩人」って何~?とワクワクwwそして、よくよく見るとモンタギュー卿(ロミオの父親)がいないっ!「これはかなり日本版と違いそうだわ~♪」という大きな期待で観劇に臨んだわけなのですが、想像以上に日本版とは別モノになっていて、更にその改変がことごとく私の好みと合致していて、大変幸せな観劇体験をすることができました。観劇後の第一声は「こんなロミジュリが観たかった!」そして「スマホが出てこないロミジュリって最高♡」ですwww時代的な世界観はもちろん、構成的にも日本版とはかなり違っていました。日本版にある、キャピュレット夫人とティボルトの絡みとか、ジュリエットの出生の秘密(キャピュレット卿の実子ではない)とか、好みではない部分がまるっと無くなっていて、とっても清々しかったですっ!!そして、2幕ではロミオとジュリエットのデュエット曲(離れた場所で一緒に歌うタイプ)が2曲追加に!この2曲がとっても良かった♪ロミオとジュリエットの純粋で切実な想いがぐっと伝わってきました!代表的なナンバーはそのままでしたが、他はかなりナンバーの変更もあって新鮮でした♪「詩人」については……登場シーンとしては、1幕のバルコニーのシーン。ロミオが去った後に登場してジュリエットと1曲歌います。その時にジュリエットから「二人の物語を詩に残してね」的なことを言われるので、てっきり2幕のラストあたりに登場してまた1曲歌うのかと思っていたら、出てこないまま終わっちゃいましたwwwこの部分だけはちょっと肩透かしをくらったww気持ちになりましたが、まあ、私が勝手に想像して期待していただけですのでwwwマキューシオとベンヴォーリオの立ち位置的なものもかなり違いました。キャストが発表された時、ミンソンさんがマキューシオ役と聞いて「え~っ!それは流石に無理があるのではwww」なーんて思っていたんですよね。マキューシオはロミオの友人なので、だいたい似通った年齢設定のことが多いですし、日本版ロミジュリでは「血気盛んな若者」のイメージです。ミンソンさんはベテランの俳優さんで、年齢的にもかなり年上。なので、とっても違和感があったんです。で・す・が!観劇後には「この作劇なら全然アリ!っていうかハマりすぎ!」とまで思えました。今作ではマキューシオとベンヴォーリオは年上設定なんですよね。年上の二人が末弟のロミオを愛して守っているんです。ロミオが二人をヒョン呼びするのがとっても萌えました。ミンソンマキューシオとヒョンスベンヴォーリオだと、ベンヴォーリオがマキューシオをヒョン呼びするので、長兄マキューシオ・次兄ベンヴォーリオの関係性です。(俳優さんの実年齢的に逆にしか見えない場合は、このあたりどうしてるんだろう?って少し気になりました。ご存知の方、教えてくださいww たとえばジェジンマキューシオとジョンヒョクベンヴォーリオだとどうなるの??)ちょっと話がそれてしまいましたがww、この設定がまた萌えるんですよー!今作ではロミオの父親はロミオが幼い時に亡くなっている設定(←多分)なのですが、マキューシオとベンヴォーリオが父親代わり・兄代わりとしてロミオを守ってきたんだろうな~っていう雰囲気なんです。マキューシオが息を引き取るシーンでは、ロミオの頬の涙を手で拭ってあげながら「울지마, 로미오. 내 동생, 로미오.」(泣くなロミオ 俺の弟ロミオ)って優しく歌いかけるんですよ~っ!じーんときました……あっ、そうそう!マキューシオがティボルトに刺されるシーンも演出が違っていました。今作ではマキューシオがロミオを庇うような形で突き飛ばし、ベンヴォーリオがロミオをはがい絞めして引き止め、怒りに我を忘れているティボルトが興奮状態のままマキューシオを刺す、という感じでした。ティボルトは自分が刺した相手がマキューシオだったことに気づいて愕然とし、後ろを振り返ってロミオを視認して呆然とする……という演技でした。ロミオがティボルトを刺してしまうシーンは、ロミオが剣を持って立っているところに「死」がティボルトの背中を突き飛ばすように押したためにロミオの剣に貫かれてしまった、とう感じでした。手紙のすれ違いにしても、今作ではかなり「死」が積極的に関与している感じが面白かったです。最後になってしまいましたが、ロミオ役のフェスンさん、ジュリエット役のウネさん、二人ともとっっても良かったです!今作では(特に1幕)二人ともかなり幼い感じに造形されているんですけど、単に「幼い」というよりも「純粋」な感じがとっても良かった!2幕に入り劇が悲劇性を帯びてくると、二人の魅力はさらに増大!二人とも歌唱力も歌唱表現力もあるので、感情が歌に乗って飛び込んでくるんですよね…純粋で切実な想い、胸に響きました!2幕で二人のデュエット曲を増やしてくれたの、本当に大・正・解!だと思いますっ!韓国版のロミオ&ジュリエット、とっても私好みの演出でめちゃめちゃテンション上がりました!幸せな観劇ができて嬉しかったです~♡