超:パク・ジョンウォン

海:パク・ジュニ

紅:チェ・ジヘ

 

 

私にとって大切な作品「SMOKE」を、ジョンウォン超・チュニ海・ジヘ紅の組合せで観てきました!

配信を含め日本での公演を数多く観ていたので久しぶりという感覚はなかったのですが、調べてみたら韓国で観たのは2018年が最後。

ということは、5年ぶり!?

舞台美術や照明がとても美しくあっという間に世界観に取り込まれ、熱量の高い演者さんたちのパフォーマンスに、「これぞSMOKE!」という没入感を味合わせていただきました。

非常に満足度が高かったです!

 

 

ジョンウォン超は、序盤から中盤にかけては優等生型の超。

苦しみを一人で抱え込んで微笑んでみせるタイプで、海にも優しい態度。

だからこそ、後半まっすぐに感情をぶつけていく様子には切実感が満ち、とっても切なかったです・・。

 

 

チュニ海は、なんといっても「あざと可愛い」!

「超~!チョ・チョ・チョ・チョ・チョ~!」って何回も可愛く呼んだり、「早く帰ってきてね!」「早くだよ!」と何回も可愛くおねだりしたり・・。

ジョンウォン超も思わず顔が綻んじゃってましたww

一方、記憶を失う前の海と統合後のヘギョンは、かなり強めの役作り。

強い自我を持ちながら圧迫に耐え切れずに「超」と「紅」を分離したのではないか、そう感じさせるようなチュニ海でした。

 

 

ジヘ紅もまた、正論しか言わない優等生型の紅。

「母性」はあまり感じさせず、どちらかというと「生命そのもの」といった印象の紅でした。

ジョンウォン超もあまり父性を感じさせることはなかったので、このお二人の対比は「父性」と「母性」というよりも、「死」と「生」、「絶望」と「希望」、「墜落」と「飛翔」、そんなイメージ。

チュニ海を中心にジョンウォン超とジヘ紅の対立が拮抗し、危うい均衡を保っているような、バランスの取れた三人の組合せだったように思います。

 

 

SMOKEはやっぱり、何度観てもどんな組合せで観ても面白い!

改めてそう感じさせてくれた公演でした♡