※   結末まで記載しています。ネタバレ回避の方はご注意ください。※

※   記憶違いや間違っている箇所もあると思います。ご了承ください。※

 

31. 없는 사랑 かなわぬ愛 (ランスロット)

 

一方ランスロットは、抑えきれないグィネヴィアへの想いに苦しんでいた。

 

彼女のもとから逃げ去る それで苦しみが和らぐなら

辛くて走り続けても この世の全てが彼女 どこを見ても

 

黒い海 吹き抜ける風 空虚な空  全ての息

目がくらみ 見ることができない 彼女を再び

その声 その瞳  その想像は天国のもの

突き刺される胸  永遠の渇望 行き場所もない

 

彼女は いつでもどこでも あの太陽のように

朝の陽光  私の詛呪 あなたは 私の人ではない

自分のものにすることも 伝えることも

掴むことも かなわぬ愛

 

すべての所に 彼女の痕跡  壊れて燃える心臓

私の休める場所は どこにも無い 私は どうしたら

 

あなたをいつも 求めてしまう 夢見てしまう

決して叶える事はできないけれど 

あなたは 私の人ではない

自分のものにすることも 伝えることも

掴むことも  呼ぶことも  かなわぬ愛

 

彼女は いつでもどこでも あの太陽のように

朝の陽光  私の詛呪 あなたは 私の人ではない

自分のものにすることも 伝えることも

掴むことも  呼ぶことも  かなわぬ愛

かなわぬ愛

 

ナイフを取り出しそれを握り込むランスロット。

そこへグィネビアが駆けつける。あふれ出す想いを止められず口づけを交わす二人。

 

 

32. 이게 바로 끝 これこそが終わり (モルガナ・アーサー・グィネヴィア・ランスロット)

 

森の中で黒魔術を行うモルガナ。

ランスロットを探すために森に踏み入ったアーサーは、モルガナに遭遇する。

モルガナはアーサーを待っていたのだと言い、グィネヴィアとランスロットの不義をアーサーに告げる。

 

<モルガナ>

これこそが終わり 世界中が血まみれ

すべて崩壊した お前のすべての夢が

廃墟だけが残り 崩れ落ちたキャメロット

お前が愛したすべてのものは 消え去った

 

<モルガナ / アーサー>

これこそが終わり / すべて嘘だ

ひどい気分 / 事実ではない

期待できるものはない / 赤い心臓

希望はお前を捨てた / 私の運命

苦痛だけが残り / 裏切りが行われた

終わりのない地獄 / 許すことはできない

夢はすべて消え去った / すべて終わった

これこそが終わり / 道はない

 

<グィネヴィア / ランスロット>

これこそが終わり / 主よ どうしたら

めまいがする気分 / すべて終わった

終わりのない絶望 / 許したまえ

地獄の火の目前で / アーサーの行く道を

この剣の影で / 私は裏切った

暑い夏は終わった / この羞恥心

許されない / ひどい結末

罪を犯した / すべて私の責任

 

アーサーはグィネヴィアとランスロットに剣を突きつけ、二人はお互いをかばい合い、アーサーの前に跪く。

 

<アーサー>

これこそが終わり 私の心臓を突き刺した

裏切りを受けた 私の信頼を踏みにじった この重い哀しみ

世界が崩れ落ちて すべて変わってしまった 呪いを受けた

これこそが終わり ひどい気分 前にある道はすべて暗黒

希望は私を捨てた 傷だけが残り 終わりのない苦痛

夢はすべて踏みにじられた これこそが終わり

これこそが終わり

 

アーサーは二人を切り捨てようと剣を振り上げるが、苦悶の表情でそれを思いとどまる。

そして二人に対し、もう兄弟でも妻でもないと、キャメロットからの永久追放を言い渡したのだった。

 

<アーサー>

崩れ落ちた夢 これこそが終わり

これこそが終わり

 

 

33. 이야기 되는 이야기 (reprise) 語られる話rep (マーリン)

 

グィネヴィアとランスロットの裏切り、そしてモルガナの悪意に傷つくアーサー。

人生に失敗したのだと失意に沈み込むアーサーをマーリンは諭す。

「そうではない、アーサー。ウーサーなら二人とも殺してしまっただろう。しかしお前は最も耐えがたい苦痛と憤怒の前で竜を治めたのだ」と。

そして、差し迫った戦闘に集中するよう助言する。

「ランスロットなしでどうやって?」と問うアーサーに、「やりとげられる。いや、やりとげなければならない」と応えるマーリン。

そして「モルガナのことは私に任せておけ」と言い残して去って行った。

 

 

34. 세상의 끝 (reprise) 世界の果てrep (マーリン・モルガナ)

 

アーサーを亡き者にしようと、黒魔術を続けるモルガナ。

そこへ魔法の力でアーサーの姿となったマーリンが現れる。

「私の王冠、私の友人、私の人生、私のすべてを奪った弟。私の唯一の愛であるマーリンさえも。お前が生きている限り、彼は私のものにならない」と、本心を語るモルガナ。

「私たちのその両方の痛みを終えよう。殺せ。それが避けられない運命なら」と、短刀を渡すアーサー。

モルガナは高笑いして、「もう代わりに死んでくれる父親はいないわね!」と言いながらアーサーを刺す。

 

 

しかしアーサーを刺したはずの傷が自らに跳ね返り、血にまみれた自身に驚愕するモルガナ。

マーリンの魔術にはまったのだと悟ったモルガナは、マーリンに何故こんな風に終わらせるのかと叫ぶ。

「これが、アーサーを守りモルガナの苦痛を終わらせる唯一の道だった」と答えるマーリン。

アーサーが生きるためにはモルガナが死なねばならず、モルガナが死ぬ時は自分も死ぬ時だと。

二人は血の契約を交わしていたのだ。

 

 

<マーリン>

すべて崩れ落ちた世界の果て

彗星が私たちに向かって押し寄せる

私たちは同じ運命 離れることはない

時間と空間 すべてが消えて

あの太陽の向こう 新しい明日に向かって

霧の向こうの世界へ

 

<マーリン・モルガナ>

すべて崩れ落ちた世界の果て 世界の果て

 

 

35. 왕이 된다는 것 王になるということ (アーサー)

 

ランスロットもグィネヴィアもマーリンも去って行った・・。

荒涼とした大地に一人立つアーサー。

 

王になるという事は なんなのか

私を目覚めさせた光が 消えたなら

一度行ってみた道は すべて行き止まり

私が知っていた世界が 跡形さえないのなら

 

永遠というのは なんなのか

過ぎ去った歴史の上に立つという事だろうか

嘘の前に 信念に満ちた旗を振り

この世界と向き合う 偉大な王を 誰もが期待する

 

私の限界を超えて もっと 行くことができるだろうか

私に向かう疑心を 消せるだろうか

真実の前に立って 崩れ落ちずに

運命に立ち向かう それが 王になる道

 

さあ 冬の風に立ち向かい

来い 怒りに満ちた青い海よ

行け お前の足元に 大地が揺れ動き

全部裂けてしまっても 前に

 

私の限界を超えて もっと 行くことができるだろうか

私に向かう疑心を 消せるだろうか

真実の前に立って 崩れ落ちずに

運命に立ち向かう 王の道を

私は進もう

 

 

35A. 전쟁터 戦場

 

激しい雨の中、サクソン軍とアーサー軍が激突する。

最終局面のアーサーとウルフスタンの一騎打ち。

振り降ろされる刃。アーサー絶体絶命の危機を、駆けつけたランスロットが盾となってかばう。

致命傷を負ったランスロットは、アーサーの腕の中で息絶える。

慟哭するアーサー。

 

 

36. 평원에 날 묻어 平原に私を埋めて (修道女たち)

 

戦の終わった平原に、修道女たちの鎮魂の歌が響く。

 

この平原に私を埋めて 栄光の地に私を埋めて

魂の無念は去り 神は私に伝える

消え去った夢のための祈り

届く光のために 今夜

 

 

37. 오래전 먼 곳에서 (reprise) 遥か遠いところからrep (アーサー・グィネヴィア)

 

修道女となったグィネヴィアと再会するアーサー。

アーサーはグィネヴィアにキャメロットに戻ってきてくれと懇願するが、グィネヴィアはそれを固辞する。

「私に運命を信じるかと聞きましたよね。私は私たちの行動によって道が決まると答えました。私はあなたに対して許されないことをしたのです・・」

グィネヴィアの返答に「私はすでに君を許している」と言葉を重ねるアーサーであったが、グィネヴィアの決意は揺らぐことはなかった。

 

<アーサー>

遥か遠いところから 想像さえできなかった瞬間

私たちの最後

遥か遠いところから 私は誓った 永遠を

知ることが出来なかった 今日

 

<グィネヴィア>

希望でいっぱいだった瞬間 純粋だった私たちの始まり

 

<アーサー>

流れる涙で傷を洗い流すことはできない

 

<アーサー&グィネヴィア>

ここで 私たちの愛を覚えていよう

けれど最後は悲劇 真っ暗な闇

 

<アーサー>

遥か遠いところから 想像さえできなかった瞬間

行き場のない別れ

 

 

38. 기억해 이 밤 (reprise) 忘るるなかれこの夜をrep (アンサンブル)

 

アーサーは、再び戴冠式が行われた岩山へと一人登っていく。

真の王として立つために。

 

一つの意思、一つの道、一つの心、一つの夢 忘るるなかれ この夜を

一つの地、その日のために 忘るるなかれ この夜を

一人の王 彼と共に 一本の剣 12人の誓い

忘るるなかれ この夜を