5月8日: ロビン:オム・ギジュン、フィリップ:キュヒョン
5月10日: ロビン:イ・ゴンミョン、フィリップ:キュヒョン


ツッコミどころは色々とあるものの、全体的には満足度の高いミュージカルでした。
「ミュージカルを観た~っ!!」っていう気分に浸れます。


印象に残ったのは舞台美術。
本当に美しくて、シャーウッドの森のシーンは鬱蒼とした森に差し込む木漏れ日のような照明がとても綺麗でした。
朝日に向かってロビン一党が横並びになってシルエットが浮かびあがるシーンも、とても格好良かった!(ちょっとSupermanチックな所がELF的にポイント高し)
カテコラストの星空を見上げるシーンも幻想的で美しかったです。


音楽も、耳に残るような中毒性のあるナンバーは少なかったですが、重厚で美しい曲だったと思います。
アンサンブルの合唱は迫力がありました!
ただロビンとジョイが歌う曲は、メロディーラインが難しそうでしたね・・。
あの難曲に感情を乗せてくるゴンミョンさんには、惚れ直しました!


ツッコミどころはやっぱり脚本なんですよね・・。
「三銃士」的な大団円にすることも可能だったと思うのですが、二番煎じを嫌ったのでしょうか・・。
ラストシーンは、一回観ただけでは理解することが難しかったです。
そしてなんと言ってもマリアンの描き方・・。
感情移入しにくいことこの上ない人物でした(^^;


ロビン:

ゴンミョンさんが格好良くて格好良くて惚れ惚れしましたっ!
(決してギジュンさんが格好良くないと言ってるワケではありません(笑))
もうね~、殺陣のキレの良さとスピードと美しさ!
歌は説得力があるし、マリアンへの一途さにはきゅんとくるし・・。
ゴンミョンさんは、こういうちょっと翳のあるヒーローが本当によく似合いますね!


ギジュンさんは、フィリップにすごく優しいロビンだったと思います。
カテコでの頭わしゃわしゃは見られなかったけど(向き合ってバイバイ~ってしてました)、朝日に向かって並び立つシーンでわしゃわしゃしてて萌えました!
マリアンのことはそれほど愛してなかったっぽい(←え?)。


フィリップ:

可愛い可愛いと評判だったギュリップ!
ギュペンの言うことだからと話半分で聞いていたら、想像以上に可愛かったです!!
1幕登場シーンと2幕のコミカルダンスシーンが最高でした!


2幕のダンスシーン。
マッコンでは1クールめで他の出演者の方たちにハメられて(?)、一人で踊らされて「え?え?」ってなってるキュヒョンが可愛かったです。
このダンス、キュヒョンとギジュンさんはヲタ可愛いんですが、ゴンミョンさんはキレキレで踊ってました!
ギョンス様も意外に踊れてて(←失礼)、びっくりしました。


そして可愛いだけではなくて、1年ぶりに観たキュヒョンは歌も演技もさらに進化していて驚きました。
歌はもともと上手でしたが、発声法が少し変わったのでしょうか、歌声に迫力と艶が増していたように思いました。


そして、悲しみや嘆きの演技がとても上手になっていたと思います。
だから2幕のソロナンバーは見ごたえ聞きごたえ満点でした。
素晴らしかったです!
「可愛い」と「ヲタ可愛い」に「格好いい!」も加わって、フィリップ役はとても素敵でした!


演技の幅もすごく広がっているし声の迫力も増しているので、今度は悪役なんかも観てみたいな~って思いました。
ギルバートのソロがとっても格好良かったのですが、このソロをキュヒョンが歌ったらどんな風に歌うのかな?なんて想像したらドキドキしました。


色々な役を観てみたい、ずっとずっと応援していきたい、そう感じさせてくれる舞台でした!