中学受験■結果は不合格。↓落ち込んでいる↓子供にかける言葉は?
中学受験■結果は不合格。↓落ち込んでいる↓子供にかける言葉は?
全国的に入試の本番も終わり、
それぞれの進路に向かって、
新しい気持ちになっていることと思います。
憧れの第1志望の学校に、
進まれるお子さんは、
喜びと期待で胸がいっぱいでしょう。
残念ながら第1志望の学校に、
行けない結果となったお子さんもいます。
今でもなお、
気持ちを引きずっているお子さんもいるかもしれません。
こんな場合、
どのような言葉がけをしてあげればいいでしょうか?
あなたならどんな言葉をかけますか?
もう経験済みの読者の方もいらっしゃるでしょう。
これは、
とっても難しい問題ですね。
本人の努力の程度、
本人の思い入れの程度、
合格判定A 判定だったのに、
などなど。
そんな状況のもとで、
ある言葉をかけてあげれば、
すっきり気持ちが明るく前向きになる。
そのような言葉はありません。
残念ながら。
でも、
家族で心を共有するのであれば、
「仕方ないね」
決して投げやりな感じじゃなく愛情込めてですよ。
関西弁の方がこのニュアンスはよく伝わるのですが、
●「しゃーないなー」
とっても冷たいような言葉ですが、
関西の出身の方はニュアンスが理解できると思います。
どうして「しゃーないなー」、
なのかというと、
自分の力ではどうしようもない出来事だからです。
自分の努力が、100%だったとしても、
たまたま意地悪な問題が出て、
運が悪かったかもしれない。
自分の苦手な分野の配点が大きかったかもしれない。
つまり、
こちらがどんなに完璧な準備をしても、
どうしようもない部分があるということです。
だから、
受験なんて適当にやったらいいのだ。
…と言っているわけでは決してないですよ。
目の前の結果を、
素直に受け入れて、
どのようにとらえ直すかなのです。
よく「あの人はメンタルが強い」などと言いますが、
メンタルが強いのは、
どんな逆境の中でも強い気持ちで突き進んでいく。
…というのでは有りません。
自分の思うような状況にならなくても、
不平不満を言わず、
冷静に次のことを考えられる人です。
話を受験に戻しますね。
では、
「しゃーないなー」で終わってもいいのか?
そうではなくて、
次に、
出来事のとらえ方を書き換えるのです。
心理学でいう「A B C 理論」です。
これまで、何度かこのブログでも書いていますので、
ちょっと考えてみてください。
この「第一志望校に行けなかった」という状況。
最悪
絶望
もうやってられない!
…というとらえ方しかないでしょうか?
とらえ方を書き換えることできませんか?
何か成長したことはありませんか?
何か見つけたことはありませんか?
絶対に何かあるはずです。
今は苦しくて、そんなこと考えたくない。
…という気持ちはわかりますが、
必ず、「ああ、この結果で良かったのかも」と思える時が来ます。
信じてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。