中学受験 学習法グランプリは「アウトプット法」です
中学受験 学習法グランプリは「アウトプット法」です
ゲーム感覚で楽しく理解を深める学習法を紹介します。
このブログでも何度か書いているので、
ご存知の方も多いでしょうが、
★なかなか実践していない…と思うんです(笑)
『知っている』と『やってみる』とは、大違いですよ。
知っていて、実践しないのは「知らないと同じです」
そのミスター・ツカムが大推薦する学習法は、
●アウトプット学習法 です。
有名な鳩山家の学習方法です。
第52~54代内閣総理大臣・鳩山一郎さんの家庭に伝わる勉強法です。
「ええっ!そんな血筋の良い家の勉強法なんて無理です」
そう思われたかもしれませんが、
誰にでもできる学習方法ですよ。
子供たちは(民主党で元総理の鳩山由紀夫と自民党の故・鳩山邦夫のこと)、
学校から帰ってくると、先生になります。
リビングに黒板があって、子供たちが先生になり、
今日習ったことを親に教えるんです。
しっかり理解していないと、説明がしどろもどろになっちゃいます。
「先生!そこはどうしてそうなるんですか?」
親からのスルドイつっこみ(質問)。
答えられないと子供達は「それは明日教えます」と、
次の日学校で質問して理解を深めます。
この学習法のどこが素晴らしいのかというと、
「アウトプット」が最速の学習法だからなんです。
他人に理解できるように教えること。
これができたら定着している状態です。
一番成果のあがる学習なんです。
これがもし習慣になると、
子供達は何かを教えてもらっているときや、誰かの話を聞いているとき、
・ポイントは何だろう?
・注意する点はどこだろう?
・分かりやすく説明するにはどうしたらいい?
…というような質問を自分の脳に問いかけているんです。
つまり、誰かに教えることが前提にして理解していきます。
ミスター・ツカムは個別指導塾で教えていたとき授業が始まると、
「今日は旅人算。速さの3公式が定着していれば簡単!」
などと暗示をかけて、
いえ前もってこれからやるポイントを説明して、授業を始めてました。
そのためか、ミスター・ツカムが教える生徒は成績うなぎ上り。
(いえいえ、生徒の努力のおかげでした。)
この学習方法で難関大学に合格していたお笑い芸人がいます。
クイズ番組でよく見かける宇治原史則さんです。
漫才コンビ「ロザン」のひとりですね。
彼は鳩山家のように親にアウトプットするのではなく、
「ひとりツッこみ学習法」でした。
部屋でひとりで勉強するのですが、
立ち上がって、先生の役をします。
例えば歴史だと
「この事件は1854年に起こった。○○が裏切ったからである」などと、
実際に生徒に教えているように振舞う。
そしてすかさず、
次は生徒の役になってツッこむ。
「先生、なぜ○○は裏切る必要があったんですか?」
「それはやなぁ…」
答えられないと、理解していない証拠。
机に戻り自分なりに理解を深める。
この学習方法で、見事、京都大学合格!
このように、アウトプットを行なう事が、
もっとも速く確実に理解できる方法なのです。
あなたの家庭でもこの「アウトプット学習法」を実践してみてください。
もし、お子さんが照れるようでしたら、
「ひとりツッこみ学習法」を教えてあげてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。