30歳のあなたへ❺「世界随一の修行 子育て」 | 鎌倉 ロミロミ me ke aloha

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鎌倉小町でロミロミをしています。ロミロミは不思議な施術。どんどん生き方も良くなって行く!。精神世界と猫とコーヒーが好き♫

 
 

 

子育ては大変だぁ〜…

 

 
でも、日々、命に触れることが出来る、親も色んなことに挑戦させられる、子どもを通して自分が変わらなくてはならない、
 
どんな修行よりも努力が要るし長期間だし、そして、やり甲斐のある命がけの修行なんじゃないのかな〜〜。。
 
オアフ島  チャイナマンズハット
 
 
 
 
 
ALOHA!
 
 
チョコエッグ?!の中身が出てきて…ヒヨコ
(前回の「破壊と創造 出産」に出てきました)
 
どんな子がはいってるんだろう???と色々想像していたけれど、息子は、想像を絶する…  これまで自分が出会ったことの無い種類の、言ってみればNewタイプの子どもでした。
 
生まれたての時は慎重に慎重にオムツを替えたり抱っこしたり…
 
 
起きてる間は泣いてばかりなので、ベッドに置こうものなら大騒ぎ、私は常にスリングに赤ちゃんを入れて赤ちゃんを身に纏っていました。
 
 
でも、8ヶ月あたりからこちらも小慣れてきて、オムツを今!変えたその瞬間にブリブリと再びウンチをしたり、オムツ替えの時にオシッコをひっかけられたりして…
 
私がいちいち、「キャーー‼︎」とか、「なんなんだよオメーはよぅ、、うんち」とぶつぶつ言っていたら、
 
母からは「オメー」とか、あまり悪い言葉を使わない様に‼︎と注意をされましたが・・・
 
息子は私が悪い言葉を使うとゲラゲラと笑いだすのです。にひひ
 
母に注意され、聞こえないように「うっせーよな、オババは、いちいちあーだこーだ、ねぇ〜そう思いまちゅよね〜…」と呟くと、赤ちゃんなのに仰け反って笑って大喜びでした。
 
子どもが喜びそうな童謡を歌ったり、色とりどりのおもちゃを与えても全く喜ばないのに、私がわざとヤンキーみたいな話し方をすると大喜びするのです。
 
 
そんなこんなで、息子が初めて話した言葉が「オメー」になってしまいました。
 
 
そんな笑える充実した毎日…
夜寝かしつけたらお疲れ様の至福のビール一杯、シャンパン
子育てはこれまでの仕事とちがい1日完結型の肉体労働なので、最初は・・・
 
「わたし、これなら楽勝‼︎かも、3人でも4人でも余裕だな」なんて、思っていましたが、、、
 
 
 
2才になるとグズグズ期が終わるやいなや、ずーーーーーーっと私に話しかけて来るようになりました。
話してばかりで黙っている時がなく、トイレの中までついて話し、しまいには「抱っこ!」でした。
 
朝起きた時から寝るまで、少しは自分の世界に入ってくれたら楽なのですが、ずーーーーーーっと喋りつづけて相手をして欲しがります。
 
 
絶え間ない抱っことおんぶも大変ですが、この、ずっと一日中話しかけられている状況、一人遊びが出来ず常に一緒に相手をする状況が数年続き、もちろん息子はかわいいのですが、とうとう私は精神的に疲労困憊、自律神経失調症になってしまいました。
動悸、不整脈、目眩、言語障害、しびれ感、…   自分はこのまま死んでしまうのかな??という所までいきました。
 
私自身は、黙っている時間が非常に必要なタイプなので、自分と全く似ていない息子を満足させて彼が夜眠りに落ちるまで付き合い続けることは、いつしか忍耐!!となっていました。
 
 
3歳頃になれば、ママ友とお茶をして、子ども同士で遊ばせることもありましたが、息子だけが私の所にすぐに戻ってきて、大人の話を中断する様な大きな声で私に話かけるのです。
私の気がそれて他へ行くのが嫌なのです。
 
人以外でも、パソコンを見ればパソコンを倒そうとしたり、プリンターで書類をプリントするとプリンターから紙が出ない様に抑えつけたり(壊れました…)、とにかく私の気が他へそれると暴れ出し、自分の相手をして!となるのです。
 
 
これを見るに見かねたママ友は、
 
「なおみさんが甘いからなめられてるんだよ、全部相手しないで少し無視したら…」
 
と言ってきました。
 
それもすごく分かります。
 
でも、私は、狂気の大人ならともかく、子どもを無視することは生理的に出来ませんでした。
 
抱き癖…という言葉も同じく、生理的に受け付けられませんでした。
抱き癖ってなんだよ?!という感じ。
 
抱いて欲しくて赤ちゃんが泣いてるんだから、抱いてやるのが当たり前だ!と思います。
 
「そのうち諦めて泣かない様になる…」
 
それが博士の考える育児法だとしたら、とんでもないこと言ってるな、と思いました。
 
 
泣いても抱かれないから、
諦めて泣くのを止める赤ちゃんは、
 
大人になったらどうなると思いますか???
 
 
どうせ何やっても無駄なんだ、
努力したところで、人生なんて思い通りにならないんだ…
 
という、すごく無気力でつまらない大人がいます。
 
 
そして、話しかけても無反応な大人、
何か質問しても、分からない、どうでもいい、好きにすれば…としか答えない目の死んだ人。
 
 
 
私は、自分の息子がそういう人になってしまうことが一番怖いとおもっていたので、
 
無視だけはしませんでした。
死ぬほど…抱っこをしました。
 
 
 
抱っこし過ぎてギックリ腰になり、ギックリ腰なのにまた抱っこして車に乗せて病院へ駆け込んで、また抱っこして車で帰ろうとしたら、病院の前に停めた車が、、、、
 
 
 
無い!!!!!笑い泣き
 
 
 
 
歩けないから仕方なく車を病院の前に停めたのに、たった30分の間にレッカー移動されていました。
 
車も無い、タクシーもいない、車だったからベビーカーも無い…
ギックリ腰で、泣き叫ぶ息子を抱いて、貰った薬を速攻で多量服用(決してまねしないでください 笑っ)、壁面を這う様にしてやっとの思いで駅前の警察へ行ったら、冷や汗とあまりの顔色の悪さに警察官が注意するどころか同情してお茶とお菓子を出してくれました。病院の近所に異常にうるさいおばさんがいて、広い道なのにすぐ通報するので有名な人が居ると。
病院の駐車場は少し離れていたし、探すのも辛かったのです。今思えばタクシーを呼べはいいのだけど、世間慣れしておらず、そんな発想がありませんでした。
 
 
ギックリ腰治療代…
痛み止めと湿布だけで、
 
35000円
駐車料金込み…
 
。。。¥汗
 
 
 
人生には色々起きてくるけれど、急に子どもを預けたくても、やれ登録が、やれ事前予約が…と、どこも緊急時には対応してもらえない。
 
 
悲惨な出来事はこれだけでは無いが、
 
数日だけなら子どもはかわいいし楽しい…でも、実際は数年に渡り、休日がありません。
1番大変なのは、歩き出してから小学校に上がるまで。ここが人生の中で1番体力的&気力的に消耗する時です。
気も、使います。
 
息子は幼稚園に入れましたが、ママ友とのお付き合いは悲喜こもごもで、これもまた一長一短。一生のお友達が出来ることもあれば、どうもソリの合わない人も居る。自分はあまり付き合いたくなくても、子ども同士が仲良いと小さいうちは親付き添いでお互いの家を行き来するのも仕事のうち。子どもの為!と割りきらないと、いろんな?????が湧いてくる。
 
 
こういうカオス的なお付き合いは、子どもが小学校のうちまでは続きます。
 
やはり、子どもを育てていると、やれ〇〇がケンカをした、やれ〇〇が問題起こした、やれ〇〇が帰宅していない…と、こうなると、
 
この時期だけは周りと上手くやらなければ、子どもが誰かに迷惑をかけていたり、世話をされたり、また帰りが遅いなどという時は、お互い協力して探してもらわなくてはならない、、、などなど、周りとは仲良く連携していることが大切になってくる。
 
変な噂を流されたり、嫌な言い掛かりを付けて来たり、子どもを育てていると周りとの関係も色々あります。
 
ただ、どんな母親も皆必死なのです。そして疲れているから、全員がみんな半ノイローゼ…と言ってもいいほど半分狂ってる?!エネルギースッカスカの状態で走り続けているから、ヒステリックになったり妙に執着されたり…と、色んな事件!が起きて当たり前なのです。
 
 
しかし、、、
 
どうせ、、、
 
「ママ友が変なの!」
 
と旦那様に言ったって、「ほっとけよそんなヤツ〜」「付き合わなきゃいいじゃん!」で、終わりますよね。
 
ここで逆に、旦那様が妙に奥さんと同化して意見に加担する様になれば、まるでサスペンス劇場の様な展開になってしまうから、まぁ、それでいいのかも知れないけど・・・
 
 
でも、子どもが中学に入るまでのこの時期までは、やはり、ご近所や周りと仲良くするしか無いと思います。ここの時期だけは。
 
ここでご近所さんやママ友と喧嘩したり無視したり敵に回すと恐ろしいのは、その大人からの悪い感情(エネルギー)を自分の子どもに向けられる、それは恐ろしいことです。
 
エネルギーは目に見えませんが(私は感じます)、ストレスや憎悪の念…を大切な子どもに向けられると多少なり子どものエネルギーに影響します。
 
 
この時だけは、どんなにムカついたことがあっても、決して相手を憎んではならぬ。
その人も大変なんだ!と思って笑顔を絶やさない様にすることは、自分の子どもを守る手段です。
 
 
そんなこんなも、子どもが中学生になれば、親同士の関わりはほとんど関係無くなります。
皆働き出したり、趣味に没頭したり。
 
 
この時期になると、子育てという修行は、あとは学費を稼ぐだけ…という最終段階へ突入します。
 
子育ての仕上げがお金を稼ぐことっていうのも風情のない話しですが。。DASH!
 
 
 
 
 
子育ては、苦行ばかりでなく…
 
こそだては・・・
 
私は時にコックさんになったり、
保育士さんになったり、
看護師さんの様になったり、
音楽の先生になったり、
アーティストになったり、
スポーツ選手?!になったり、
運転手、便利屋?!
はたまた学者、研究者?!
そして、
息子の友達になったり…
 
 
実に色んな職業や立場を体験させてくれます。
 
 
 
人を一人育てるということは、
 
「もう、これでいい」
 
と、本人が言うまで、その人のガソリンを満タンにして、社会へと送り出すという仕事。
 
 
人一人、満足させる・・・
 
 
これが出来れば、私は人って、何でも出来る!と思っています。
お金がかかるたった1日だけの資格セミナーとか、研修や自己啓発、仕事でのキャリア…
それがいいと思うならやってみることは決して否定しませんが、、、
 
子育てほどバックの大きい修行は私は無いと思います。得るものが大き過ぎです。
 
私が「30歳のあなた」   に最終的に言いたかったことはこれ!   でした。
 
 
 
普通の人が普通にやっていることには、実はすごくすごく大きな価値がある。誰もしたことのない様な素敵な経験やキャリアももちろん良いけれど、この「普通」の経験…を経験するまでには実にいくつもいくつも関門を潜り抜ける必要がある。
 
婚活、結婚、妊娠、出産、子育て…
これらは、いくつもの課題を突破する必要のある人生賭けての大事業なのです。
 
そして、運命や偶然、
理にかなったこと・理不尽なこと・・・
大人だけが集まる会社と違って日々成長する人を相手に何かをしようとすれば、
様々な哲学に、嫌でも出会うことになる。
 
 
 
ハチ
 
 
赤ちゃんだった小さな子どもが、十数年間かけて「愛情」という名のガソリンを満タンにして、、社会という世界へと出て行きます。
 
 
いろんな所で色んな景色を見て、様々な経験をしに世界を周る。
 
でも、たまに、ガソリンを入れに帰って来て、
 
 
美しい世界で見てきた色んな景色の話を、
私に話してほしい、見せてほしい…🌏
 
 
 
今まだ給油中ですが、⛽️
あとほんの数年で、そのガソリンは満タンになります。
 
 
 
私の子育てが、もうすぐ終わろうとしています。
 
 
 
 
 
 
 
30歳のあなたへ  シリーズは、これでお終いです。
 
次回は、番外編、そして40歳になったあなたへ…
 
「それぞれのタイムライン  別々の人生の旅」
 
を書きます!。お楽しみに…。音符
 
 
 
 
me ke aloha!クマムシくん