なぜ、こうなってしまったのか？
どうしてあんなことを言ってしまったのか？
自分でも今は分からないかも知れない。
でも、全ては未来につながるストーリーに必要なこと。
ウニヒピリ（潜在意識、インナーチャイルド）は全て分かっています。
ALOHA！
「ウニヒピリ」の施術が始まって以来、沢山の方々がご自身のウニヒピリと出会いました。
全ての施術がわたし自身にも印象的で、全て感動的でした。
全回をブログに書きとめたいのですが、なかなかブログが追いついていませんが、久しぶりに書いてみたいと思います。
今回は、恋のお話です。
とても繊細なストーリーですが、全てを書くと長〜〜くなってしまうので、端的に書いていきます。
しばらく彼と音信不通のMさん。
大好きな彼とは長い交際です。しかしご自身のお仕事が波に乗ってきて忙しくなり、これから二人のお付き合いがどう展開するのかはっきりしないままただ会い続ける日々に少しいらだちを感じる様になってきました。
そこで、「もう別れましょう」と、彼に告げました。
彼は別れることを嫌がりました。
でもそこで、Mさんは敢えて条件を出すことをしませんでした。
「もし結婚するなら別れない」と。
それは言いませんでした。（ヒナ）
この別れ話を機会に、彼自らが自分との将来をしっかり考えてほしかった。
Mさんのウニヒピリは ヒナ。月のカードです。
意味は「養い、癒し」。癒しとは白黒はっきりさせずグレーというゾーンに存在します。
そもそも白黒ジャッジすることは好きではないはず。そして今生はこの地球でゆっくり好きなことをしてひと休みしに来た…そして、特に今はそういう時期です。
でも、ウハネは「タパ」。一枚布に男女が包まれている絵。意味は「結合」。
今まさに、顕在意識は彼との関係性を考えなくては…と考えています。
私たちは、ほぼほぼ顕在意識で行動しています。
もし、全てをウニヒピリに委ねていたなら悩むことはありません。落ち込むこともありません。例えば動物の様に本能で生きるからです。そこには生きるか死ぬか、食うか食われるかしか無い世界。だから悩んだり悲しんだりすることが無い。純粋に自分の目的だけを追求します。
でも人間は社会でしか生きられないので自分の幸福は他の気持ちも含めたものであり、他との関係性を全て無視して生きることが出来ない知能の高い生き物なので、悩みながら生きるのです。
潜在意識が顕在意識に多大な影響を与えながらも実際の行動は「考え」が入り込むので更に複雑になります。
Mさんが「別れる」と伝えてから彼はきっと寂しかったのでしょう、別の女性と会うようになりました。
Mさんは、まだはっきりと別れた訳ではない状況でその事を知りましたが、それ自体を一切とがめませんでした（ヒナ）。ただ、やはり自分の人生から彼が消えてしまうことを悲しく思い、「やはり自分が間違っていたかも知れない、わたしはあなたともう一度歩きたい」と、今度は本心を伝えました。
まだ結婚を意識出来ない彼は、おそらく混乱しているのでしょう、「もう少し待って」と返事をしたきり、月日が経っている状態です。
Mさんのアウマクアは「オ レ」言葉のカード。物語のカードです。
どんな物語を心に持つかで人生は変わっていきます。
そしてMさんにとって言葉は自分を守る守護神。
つまり、言葉は自分を守るものであると同時に武器にもなります。
「別れる」という言葉を使っても、離れたりくっついたり繰り返しているカップルや夫婦はたくさんいますが、言葉の重みが違ってきます。
時に、相手の気持ちを確かめたくて「別れる」と言ってしまうこともあると思います。
でも、とても純粋な人が発する言葉には力があります。軽薄な人が同じ言葉を使っても人は動かないのに…。例えば小さな子どもに言われた一言は、大人をハッとさせます。
今、Mさんは彼の「待って」のお返事を待っていて、心穏やかな状態では無いかも知れません。
そして、時間を巻き戻せたら、自分が別れ話をする前の時に戻りたいと思っているかも知れません。
でも、その時点で「別れる」と伝えた時、やはりとても悩み、自分のウニヒピリも辛さを感じていたはずです。
それは将来自分が子どもを生み母親になることや、新しい家庭を自分て作り上げること…そういう「物語」が自分の中になんとなく流れている、そういうインスピレーションをうけとっている（オ レ）からこそ、未来が見えて来ない時間をこれ以上積み重ねるのが辛くなったのではないでしょうか。
そう、潜在意識（本能）はきちんと分かっていて、今は自分が失恋した様な不安で悲しい気持ちになっていますが、
そもそも自分のウニヒピリが次のステージへとあがりたがっていたのではないでしょうか。
成長速度が少しずつ彼とズレてしまったのですね。
もし、何か劇的状況（天災、人生の一大事）が彼に起こり、そのことで一気に成長速度が進んだりしたのなら再びMさんに何かアプローチがあるかも知れません。
が、通常次のステージへ上がる時、人はどうしても周りの人間関係が一気に変わってしまうというのも事実です。そして覚悟が必用になります。
実は、人は上がることしか出来ません。
相手に合わせて後戻りすることも出来ますが、結局それを続けても、ずっと「楽しい」と感じることは出来ない。
今の状態で再び一緒にいたならば、孤独の回避と引き換えに結局自分が退屈を感じてしまいます。
もっと違う景色を見たい、違う世界を旅したいと思っているのはMさんの「ウニヒピリ」
なのです。
Hele ma ka huakaʻi !! 
me ke aloha！
