初めての競馬 | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―

かねがね馬は美しいと思っておりましたが、馬事公苑で障害物競技を間近で見て以来その感を一層強くしております。

 

馬が全力疾走している姿もさぞや美しいであろうキラキラ

ということで昨日は夫と大井競馬場に行ってまいりました。

 

昔々、空港時代に早番勤務を終えて遊びに行くときモノレールに乗ったものです。

車窓から見える大井競馬場は自分には縁がない場所だと思っていました。

 

というのも競馬場のイメージといえば

まずおっさんだらけ爆笑

 

彼らは耳に赤鉛筆を挟み、血走った目で競馬新聞を食い入るように読み

昼間から酒を飲み

 

負けたら「チクショー」とか「バカヤロー」と叫びながら、馬券を手でちぎって空中に撒く

よって場内は紙屑だらけ

といったところでしょうかウインク

 

これってドラマの影響大ですが、これは昭和の競馬場のこと。

競馬女子が出現したこともあって、ずいぶんイメージが変わったらしい。

 

目黒駅から都バスに乗ること約30数分、降車すると目の前に正面入口が。

入場料100円をゲートの機械に直接入れて中に入ります。

 

おお、なかなか明るい雰囲気じゃないの合格

 

夫は50年ほど前に京都競馬に行ったとのことですが、当時のことはほとんど覚えてないみたい。

よって、私と同じく初心者みたいなもの。

 

とりあえず右手にあるスタンドで550円の競馬新聞を買います。

これは大井町競馬場の当日のレースに特化していて、他にも三紙ほど売っていました。

新聞の内容を反映してる参考予想ももらい、これが役に立ちます。

 

ハイセイコーの像。

向こうに見えるのはシンボルのメガツリー。

 

とりあえず、レース場に入ったら最後のコーナーを回ってきた馬たちに遭遇。

おお、何という躍動感!!

 

後方にはおびただしい砂ぼこりが立っている叫び

臨場感がハンパなくて、これだけでも来てよかったと感激しきり。

 

事前にネットで予備知識を少しだけ入れておいたのですが、なんせ初めてなのでビギナーズカウンターへ。

ここではコンシェルジュが賭け方、投票カードのマークのやり方、競馬新聞の読み方などを教えてくれます。

 

マークした投票を券売機に入れて買った、我が人生初の馬券キラキラ

馬券は100円から買えますが、私は200円ずつ賭けました。

 

はい、競馬新聞を参考にして確実な馬に。

1番と9番の2頭が3着以内に入ったので、払戻金は240円でした。

 

暑かったので、30分後の次レースのためにパドックの様子を見ることに。、

暑かったので建物の中からでしたが、これじゃよく分かりません。

ま、見たって分かんないけどね汗

 

それでも、その次のレースは近くで見ました。

出走直前だったので騎手が騎乗していますね。

 

そして200円ずつチマチマ賭けて、私は4勝1敗、夫は4敗という結果。

収支はマイナスにはならなかったけれど、大した儲けにもなりませんでしたウインク

 

競馬場に行く前は馬の走っている姿を見るだけでいいと思っていました。

でも行くからには賭けて、少しはドキドキしたいという気になるんですね、不思議なことに。

 

30分おきにレースが行われますが、出走馬の情報をチェックして、カードにマークして、馬券を勝って、パドックを見て(本当はこの後に馬券を買う方がいい)スタンドに移動して応援。

払い戻し金を受け取ったりして、なかなか忙しい。

 

飲んだり食べたらしたら、もっと時間がなくなります。

なんせ初めてなので賭け方はシンプルでも、それなりに迷ってね。

 

こうして私の初めての競馬体験は終りました。

実際競馬場に行ってみて、昭和のイメージは完全に払拭されました。

 

とても健全な雰囲気で、若いカップルが多かったような。

そりゃおっさんたちもいたけれど、あまり目立ちません。

 

ちなみにスタンドにはゴミひとつ落ちていませんでした。

 

ちょっとだけ競馬のことを知って、少額を賭けてみるのは本当に楽しい合格

次回はもう少し勉強して、違う賭け方もしてみようかと思います。

 

楽しい時間は終わって、大井競馬場を後にしました。

驚いたことに、なんと目黒駅までのバスが無料!!

ま、私たちはシルバーパスでいつでもタダで乗れるけどウインク

 

この後、夫と予約していたビストロで祝杯をあげました。