長岡まつり花火大会 | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―

ご無沙汰しております。

実は2泊三日で旅行から、昨日帰ってまいりました。

 

出発の前日に日本語教師仲間のCさんからコロナに感染したというLINEが叫び

実は、数日前にCさんと下北沢で芝居を見た後、軽く飲んで食べていたんです。

 

小劇場のスズナリは満席、しかも通路にも2列の椅子席を作り、身動きが取れないほどでした。

そういえば、なんだか喉がいがらっぽい汗

 

もし感染していれば、ウィルスを撒き散らすことになるし、一緒に行く空港時代の友人Bちゃんにも迷惑がかかります。

ここはしっかり検査をして、もし陽性ならば旅行を諦めなければいけません。

 

電車の切符もホテルはもちろん、長岡花火大会のチケットも無駄になります。

ホームドクターのN医院で検査したところ、インフルエンザもコロナも陰性でした。

やれやれ。

 

8月2日金曜日に行ったのですが、前日に羽咋の国民休暇村に泊まりました。

花火会場に行く前に新潟県立近代美術館で山下清展を鑑賞。

 

昨年SOMPO美術館で観たのと同じですが何度見てもいいものはいい。

そもそも、山下清の「長岡の花火」を観たのがキッカケで長岡に来たんだから。

 

美術館から花火会場まで約45分歩き続けます。

日差が強く暑くて、ネッククーラーを巻き、ハンディファンで風を当てながら、無事に大手大橋にたどり着きました。

 

6時前の信濃川の河川敷はこんな感じ。

 

私たちの席は橋を渡った、あちら側です。

 

花火大会の冒頭には「白菊」という花火が三発打ち上げられます。

長岡に空襲があった8月1日にも、毎年白菊が打ち上げられるとのことです。

 

白菊は花火師の嘉瀬誠次さん(令和5年に101歳でご逝去)が、シベリアで共に抑留され亡くなった戦友に捧げるためにハバロフスクのアムール川で打ち上げた白い花火。

 

世界中の爆弾をすべて花火に変えたい、そんな平和への願いが込められています。

色とりどりの花火もいいけれど、白菊の凛とし美しさキラキラ

 

その後、次々と打ち上げられる花火はものすごい迫力でした。

花火がドーンと打ち上げられる度にお腹に響きます。

これは実際にその場にいないと分からない感覚ウインク

 

あまりの美しさにため息が出ます。

 

風がほとんどなかったため煙が空に漂って、うまく写真が撮れません。

でも、肉眼ではさほど気になりませんでした。

 

苦労してここまで来て、こんなすごいものが見られて大満足!!

Bちゃんと「いい冥土の土産ができたね」って。

 

花火を堪能した後が大変です

長岡から新潟のホテルまで行かなければなりません。

 

当日は新潟行きの臨時新幹線が何本もあり、長岡駅までは車道が開放され人の流れは思ったよりスムーズ。

左から新潟行き新幹線(当日は臨時列車が何本も)、東京行き新幹線、在来線とレーンが分かれます。

 

DJポリスも登場しましたが、混乱は全くありませんでした合格

 

当初は駅からタクシーで6分(徒歩25分叫び)の東横インになんとダブルルームしか取れず、Bちゃんと同じベッドに寝るのかと戦々恐々爆  笑

でも、当日問い合わせたら駅前の東横インのシングルが2室取れて一安心。

 

前日の金沢と羽咋、そして翌日の会津若松編は後日アップします。