TBSの日曜劇場「VIVANT」が終わってしまい、完全なロス状態でございます。
豪華キャストに惹かれて、初回から観続けてきました。
メディアではストーリをはじめとする詳細が一切明かされず、謎に包まれていましたね。
番宣で壮大な砂漠の景色だけチラッと見せられちゃ、どうしたって興味を引かれるじゃないの。
開けてみれば、そこは鳥取砂丘じゃないぞモンゴルでした。
ま、バルカという架空の国の設定でしたけど。
堺雅人演じるポンコツ(に見える)商社マン、乃木憂亮が何者かにはめられ、一桁間違えて誤送金。
それを回収すべくバルカへ飛び、奇想天外で荒唐無稽な予測不能の物語が展開していきます。
だれが味方で、だれが敵か?
毎回、謎が謎をよび、ネット上ではあれこれと考察が出てくるわ、出てくるわ。
だよね〜とか、ちょっと違うんじゃねとか、ツッコミ入れながら記事を読むのも楽しかったっけ。
次回が待ち遠しくてね。
いつもドラマは録画して観るのに、これだけはリアルタイムで。
私にとって、こんなドラマは久しぶりです。
NHKの男女逆転の「大奥」以来かな。
それに乃木の父の故郷が奥出雲という設定で、ドラマの鍵を握る両親は出雲大社で結婚式を挙げているんですよ
なんせ夫が出雲出身なもので親近感を持っちゃうのよね。
それなのに夫は最終回の最後の部分だけしか観ていません
その感想が「さっぱり分かんなかった」だって。
そりゃそうでしょうとも。ネット上で話題になってから、やっと観たんだものね。
伏線だらけのドラマは、少しずつそれを回収しながらストーリーは進んでいきます。
最後の一番大きい回収を観ただけじゃワケ分からんでしょう。
それでも、ネットであれこれ調べて教えてくれます。
出雲に聖地巡礼するのが流行るとか、洞窟の場面のロケ地は浜松だとか。
続編があるという噂もあります。
だって終わり方が、かなり思わせぶりでしたから。
このドラマでは俳優たちがそれぞれの役割をしっかり果たしていました。
特にバルカ警察のチンギス役のバルサラ・バトボルドが半端ない存在感でした。
当初は悪役で、長髪をなびかせながら銃を撃ちまくる姿は迫力満点。
それとドラム役の冨栄ドラムが可愛かったです。
最後まで肉声を聞けませんでしたが、どんな声をしているんでしょうか。
そうそう、場面によっては俳優たちがモンゴル語を話していましたね。
馴染みのない言語ゆえ、どのくらいのレベルかさっぱり分かりません。
けれども、全編日本語よりも断然リアリティがあって良かったと思います。
最終回の録画はしばらくそのままにしておきます。