ウグイス嬢になり損ねた | 目からウロコの異文化交流

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―日本語教師のつれづれ日記―

衆議院解散が報道されて、ニュースでは選挙関係の報道が多くなってきました。

 

小池知事が知事選で使ったガラス張りの選挙カーは一番人気だそう。

ダルマの生産地では早くも増産体制だとか。

 

72歳のウグイス嬢が現役で頑張っているというニュースにはびっくり。

ベテランで担当した候補者の勝率は90%以上というから凄い!!

 

実は私、30数年前に静岡県選出の参議院議員の私設秘書をしていたことがあるんです。

父の知り合いの議員の女性秘書が辞めるというので、私がつなぎでお手伝いしました。

 

政治の世界は実に興味深くて、かなり面白かったです。

二人の男性私設秘書はなんと母校の掛川西校の先輩と後輩でした。

 

豊田真由子議員の秘書が会話を録音して暴露、いまだに世間を賑わせていますね。

でも、当時は秘書は徹底的に議員を守っていたような。

 

悪いことは何でも秘書のせい、議員のあずかり知らぬ所で起こったこと。

そう言われたら、秘書は泥をかぶってでも秘密を守ったものでした。

 

それがいいことだとは思いませんが。

半年足らずの短い期間でしたが貴重な経験をしました。

 

「○○君を励ます会」という資金集めのパーティーに議員の代理で出たことも。

当時一人暮らしだった私にとって一流ホテルのご馳走は嬉しかっけど、人数の割に料理が少ないのには、しっかり気づいていましたよウィンク

 

地元の支援者の皇居見学となれば、黒塗りの公用車に乗って皇居まで行って事前に名簿を提出したことも。

また国会見学の際にも申し込みのお手伝いをしました。

 

議員会館に地元の人がやってきると、お茶を出します。

「あれっ?きみえちゃんじゃないの目」と言われることもしばしばでした。

 

前女性秘書は地元でウグイス嬢もしたそうです。

選挙カーに乗り込み、マイクで議員の名前を連呼、支援者がいれば白手袋をつけた手を振って「ありがとうございます、ありがとうございます」というあれです。

 

残念ながら(?)選挙期間に当たらなかったので、私はウグイス嬢にはなれませんでした。

ちょっとやってみたかったなぁ。

 

あれほど国会見学に関わったのに、私はとうとう本会議場を見ることなく終わったのにも悔いが残ります。

 

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