これを「夢」と「感謝」の強要と呼びます。

はいさい。

銘苅です。

こちらのブログを

ず〜〜〜っと読んでくれてる人は

わかると思うけど

僕が小学校の頃に苦手な課題は…

「親への感謝の手紙を書きましょう」

とか

「母の日の絵を描きましょう」

的なヤーツでした。

くぅ〜〜苦手だった〜

なんであんな人たちに

「感謝」しないといけないの？

とずっと思ってましたから。

今は、違うからね（笑）

かなり親に対して温和になっていて

自分と向き合ってきて

「自分」のクズでサイテーなところも許すことで

「親」への許しが少しずつ出てきて軽くなってきた人です。

６月の悶絶案件もあったからね（笑）

で、他にも

小学校の卒業アルバムには

恥ずかしながら

「イチローを超えるプロ野球選手になる」

と堂々と書いています（笑）

もちろん今の僕は

イチローも超えてないし

プロ野球選手にもなれてないし

甲子園にも行ってません。

あの頃の「夢」は叶ってないけど

僕が潜在意識でず〜〜〜〜っと欲しかった「夢」は叶いました。

それは

ホッと安心する居場所

です。

ちょっと書いてて

ウルっときてしまった。

それぐらい

家が怖くて

親が怖くて

部活の監督・コーチが厳しくて

学級でイジメにあって

しかもイジメのリーダーが同じ部活で

学級の担任も知らなくて

もうね。

末期の頃は

部活の帰りの夜道で

毎日、

「この赤信号を渡ればラクになれるのかな…」

とこの世を卒業することが「夢」みたいになってました。

いや〜

自分に言いたいよ

生きててくれてありがとう。

って。

お医者さんになりたい！とか

ユーチューバーになりたい！とか

ゲーマーで世界一になりたい！とか

甲子園出たい！とか

ケーキ屋さんになりたい！とか

お金持ちになりたい！とか

わかりやすい「夢」もあるけどさ。

しかも学校とかで書かされるじゃん。

はじめは「夢」を書かされてたけど

どんどん、現実的になって

小学校高学年になってくると

「大人になったら就きたい職業はなんですか？」的な？

そして「そのために何をしたらいいと思いますか？」

とか項目まであるんだよ。

いやいやいや

どれだけ子供を制限すんねん。

これを

「夢」と「感謝」の強要（教養）

と呼びます。

勝手にレールに乗せんな。

俺も学校現場で教員してたからわかるけどな。

親がいなくて児童養護施設から学校に通う子もいる。

親のDVやネグレクトで児童養護施設から通う子もいる。

親が夜の仕事でいなくて、子供たちだけで夕飯食べて夜をスマホゲームして寝不足で来る子たちもいる。

親が酒飲ま〜（方言で”酒飲み”）で起きれなくて、子どもが遅刻するのが当たり前の子もいる。

親が男を取っ替え引っ替えして、兄弟がいっぱいいる家庭もある。

…

そんな子たちに無理に夢を聞いてはいけない。

ない子もいるんだから。

正直、あの頃の僕の夢は

「家から出たい」

「この世を終わりたい」

だったから。

でも、僕が叶えたかった夢

それは

「ホッと安心する居場所」がある生活

無事、叶えました。

それがずっとわからなくて

ミュージシャンの夢や

お金持ちの夢や

有名になる夢や

バリバリ仕事して活躍する夢

などなど…

外側で埋めようと必死だったよ。

まっ！その夢を叶えるために

行動してきたことも無駄じゃなかったけどね。

「ホッと安心する」ことは

目の前のコーヒー飲めば叶うし

ちょっとお昼寝するだけでも叶うし

海を眺めてボ〜っとすることでも叶う。

そんな、なんて事ない作業で叶ってました（笑）

大きな「夢」を叶えることも好きだし

これからも叶えたいこともあるけど

そもそも僕は叶えていた。

ビクビク怯えて過ごしてきた時間が長すぎたから

今は、安心感に包まれてる時がとっても幸せです。

あなたにとって

力が入りすぎない

「夢」と「感謝」ってありますか？

周りに合わせて

自分の「夢」と「感謝」を強要してませんか？

意外と小さなことの積み重ねが”幸せ”につながるかもしれませんよ。

ではでは〜