2019年7月のアメリカ紀行です。ワシントンDCの観光を続けています。
イタリア以外のスペイン絵画、フランドル絵画など見ていきます。
1610年〜1614年頃の作品です。
ギリシャ神話のラオコーンはヴァチカンの彫刻で有名ですね。
トロイア戦争の時に神官ラオコーンはトロイの木馬のトリックを見抜いたため、アテナの怒りを買い蛇に襲われて殺されます。宗教画ばかり描くエル・グレコが描いた、珍しい神話画です。
1597年〜1599年の作品です。
1610年〜1614年頃の作品です。
1604年〜1605年頃の作品です。
2018年のルーベンス展にきていたな。ルーベンスの描く劇的瞬間は、しばしば「絵筆の熱狂」とも評されます。この作品はまさに熱狂的瞬間かも。
太陽神アポロンの息子のパエトンは、父の太陽戦車を未熟な運転で暴走させてしまいます。その暴走車を止めようと、絶対神ユピテルが雷を放ち、パエトンは墜落死してしまいます。入り乱れた人体や馬の動きなど、ダ・ヴィンチやミケランジェロなどイタリアの巨匠の影響が感じられますね。
1606年頃の作品です。
ジェノヴァの侯爵夫人らしいですが、とても美しい。
こんな美しい女性が徳川家康と同時代に生きていたんですね!
1614年頃の作品です。
これも2018年のルーベンス展にきていました。ローマ時代のコインを思わせる肖像画です。ローマの英雄ゲルマニクスとその妻のアグリッピナの横顔。
ルーベンスが古代美術を研究していた形跡がうかがえる感じです。
1626年の作品です。
1621年の作品です。この女性はルーベンスの後妻となるエレーヌ(毛皮ちゃん)の姉ですね。
1623年の作品です。ジェノヴァの貴族の女性らしい。
1621年の作品です。ルーベンスの最初の妻です。ペストで早逝してしまいます。
1638年の作品です。
1664年頃の作品です。
紀元前6世紀頃の王政ローマと女性ルクレツィアのエピソードは、大変人気があるテーマです。
夫の留守中に、ローマ王子に手篭めにされたルクレツィアは、夫に全てを打ち明け、復讐を訴えると、自ら短剣でもって命を絶ちました。ローマ共和政の誕生のきっかけとなった有名な逸話ですね。
1659年の作品です。
1650年〜1652年頃の作品です。
1637年の作品です。
1655年の作品です。
1656年の作品です。
1651年の作品です。
1658年の作品です。
1616年の作品です。
禁断の果実を食べ、ひとの堕落が始まった場面を描いています。ホルツィウスはオランダの画家ですが、イタリア修業時代にミケランジェロの作品に触れて衝撃を受けました。言われてみれば、ミケランジェロ的な肉体美が描かれています。
1664年頃の作品です。
高価そうな首飾りなどがこぼれ出している宝石箱を前に、空の天秤を持って立つ女性を描いています。
画中画は「最後の審判」です。財宝よりも信仰を大切にすべきだ、という教訓ではないかと。
1665年〜1666年頃の作品です。
これは2018年のフェルメールの東京展には来てましたね。すごく小さな絵です。珍しく右から光が当たってたり、板絵だったり、首のハレーションが凄かったり、フェルメールとしては異色な要素が多いため、他の人の作品ではないかという説があります。
1665年〜1675年頃の作品です。
「赤い帽子の女」と似たような理由から、「伝・フェルメール作」と紹介されることがあります。
多分16世紀のミラノの芸術家の作品です。
多分16世紀のミラノの芸術家の作品です。
多分16世紀のイタリアの芸術家の作品です
18世紀後半以降の作品です。
紀元前200年〜紀元後150年頃の作品と思われます。
ヘレニズムかローマか?
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