2019年10月のイタリア旅行記です。
ローマ観光初日はアッピア街道、ティヴォリとローマ郊外まで巡ってきました。
ホテルまで戻ってきたのは夕方5時半くらいで、まだ少し時間があります。
んで、テルミニ駅周辺の教会巡りをしていこうと思いました。
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会にやってきました。
17世紀初頭にボルゲーゼ枢機卿の依頼で、カルロ・マデルノによって建てられた教会です。
壮麗な教会です。
この教会の見ものは、なんと言ってもコルローナ礼拝堂の彫刻です。
ベルニーニの傑作「聖テレザの法悦」。
16世紀スペインの聖女テレザが、天使に槍で心臓を突かれている様子。
宗教の恍惚感を官能的に表現している、ベルニーニ最盛期の作品です。
映画「天使と悪魔」に登場したため、観光客も増えたそうです。
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聖テレジアの反対側の彫刻もいいですね。
共和国広場の前のサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会にやってきました。
一見廃墟ですが、3〜4世紀頃の浴場跡地をリサイクルして教会にしたのです。設計はミケランジェロ。
入り口の扉はイゴール・ミトライという人の作品だそうです。
受胎告知か。
反対側の扉はイエスさんですね。
入り口側の礼拝堂には、人間の頭部の彫刻が!
洗礼者ヨハネの頭部ですね。びっくり。
日暮れ直前の暗い教会も味がある。
古代文明への敬愛が深いミケランジェロならではの、オリジナル(古代浴場跡)を生かした設計になっています。
サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会の前には、共和国広場が広がります。
別名エセドラ広場といいます。
広場の中心の噴水は「ナイアディの噴水」といいます。
四人の妖精が水を噴き上げます。マリオ・ルテッリが1901年に完成させました。
けっこうすごい勢い。飛び散ってきましたよ。
少し遅くなってきたので、ホテルへと退散します。観光一日目は無事終了しました。
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