2019年7月のアメリカ紀行です。ワシントンDCの観光を続けています。

 

アーリントン墓地を訪問した後、タクシーを拾い、モール周辺に戻ってきました。

ちょっと散策してみます。

 

 

 

 

アメリカ海軍メモリアルプラザ

 

 

 

アメリカ海軍の栄光の歴史がレリーフに。

 

ここの水は、世界の七つの海から運んだ海水らしい。確かにアメリカ海軍は世界の海に展開してるからね。

 

 

 

 

 

Dixie Chicks「Travelin' Soldier」

I cried

Never gonna hold the hand of another guy

Too Young for him they told her

Waitin' for the love of a travelin' soldier

 

 

 

連邦捜査局本部 Federal Bureau of Investigation, FBI

いわゆるFBIが見えてきました。

FBIの独裁者だったエドガー・フーバーがビルの名前になってますねえ。

 

FBIのそばには必ず車が停まってるとガイドブックで見たが、やっぱりあったw

 

 

 

フォード劇場  Ford's Theatre

FBIのそばにはフォード劇場がありました。ここはリンカーン大統領が暗殺された場所です。

南北戦争直後の1865年、南部出身のウィルクス・ブースによって、リンカーン大統領は暗殺されました。

ここは無料で見学出来るんですが、人気スポットで早朝に整理券をもらわないと入れないそうです。

 

ピーターセンハウス  Petersen House

「フォード劇場」の反対側には、「ピーターセンハウス」があります。

 

狙撃された後の瀕死のリンカーンは、ここに運び込まれ息を引き取りました。

 

アメリカ国立公文書記録管理局 : National Archives and Records Administration, NARA

次にアメリカ国立公文書記録管理局の本館が見えてきました。

フランクリン・ルーズベルト大統領の記念碑ですね。(ケッ!)

なんかお馬さんがいました。

警察犬ならぬ警察馬?

 

 

 

公文書館の正門の方にまわってみました。

無料で見学できます。ただし撮影は禁止。

何と言ってもここの見どころはアメリカ独立宣言、アメリカ合衆国憲法、権利章典という三つの建国正式文書のオリジナルが一般公開されていることです。

 

ここの2階にロタンダがあり、三点セットを見学できます。15分くらい並んだかな?

撮影禁止なんで以下はすべてウィキからの拾い画像です。

権利章典 (アメリカ)」ですね。権利章典というとイギリスが有名だけど、アメリカにもあったんですね。合衆国憲法中の人権規定の部分だそうです。

アメリカ独立宣言」です。1776年7月4日の批准日が書かれてますね。

アメリカ合衆国憲法」です。1787年9月17日作成、翌年施行です。

なかなか堪能できましたw

 

ショップで、アメリカ戦勝のヴィクトリーキッスの手帳買いました。これ見知らぬ同士らしいですね。

でもよくよく考えれば対日戦勝だから、日本人にとっては屈辱なんだけど。(同じ頃、我々は玉音放送聞いて泣き崩れてる)

ついデザインのかっこよさに釣られて買ってしまった。

 

 

 

晩ご飯は魚料理です。マヒマヒという巨大な海水魚らしい。高級魚だそうです。

デザート。アメリカはどうしてもブログ主の糖尿を悪化させたいらしいw

 

 

さて一夜明けて今日もまたナショナルモールを見学していきます。

第二次大戦記念碑」ですね。

アメリカも40万人の犠牲を払った戦いでした。「ここには自由の代価が示されている」の言葉が刻まれています。

前方が第二次世界大戦記念碑で、遠くの建物がこれから向かうリンカーン記念館です。

 

 

リンカーン記念堂 Lincoln Memorial

 

ちょっとギリシャの神殿みたいですね。

記念館の前にステージみたいのがありますが、これは数日前の独立記念日にトランプ大統領がここで式典したとか。

記念館の円柱は36本ありますが、これは当時あったアメリカの州の数を表しています。また州名も刻まれていますね。

この記念館は1922年に完成しました。

 

記念館からワシントン記念塔が望めます。水面に映る塔の姿が美しい。

 

高さ5.8メートル、重さ175トンの巨大なリンカーン像は、国会議事堂に向かっています。

 

 

 

 

リンカーンの像を横から見てみると、何ともう一つの人面が!リー将軍かと言われます。敵将の顔を刻むとはw

 

■エイブラハム・リンカーン
(1809年〜1865年)アメリカ合衆国第16代大統領である。「歴代アメリカ合衆国大統領のランキング」において、しばしば、「もっとも偉大な大統領」の1人に挙げられている。1863年、世界的に有名な演説である「ゲティスバーグ演説」において、戦没者を追悼して「人民の人民による人民のための政治を地上から決して絶滅させないために、われわれがここで固く決意することである」という民主主義の基礎を主張したことや、アメリカ合衆国南部における奴隷解放、南北戦争による国家分裂の危機を乗り越えた政治的業績、リーダーシップなどが、歴史的に高く評価されている。しかし南軍総司令官のリー将軍が降伏した6日後の1865年4月15日、ワシントンD.C.にあるフォード劇場において観劇中に、ジョン・ウィルクス・ブースの凶弾に倒れた。これにより、リンカーンはアメリカ史上で初めて暗殺された大統領となった。

 

座像の左右には、リンカーンの言葉が刻まれています。南の壁には、有名なゲティスバーグ演説の名文句が刻まれています。

人民の人民による人民のための政治

 

民主主義の基礎たる「国民主権」の精神をあらわした名文句と言われますね。

実際の演説の時は、リンカーンが小さい声で話したこともあって、ほぼスルーされ、注目も小さかったと言われます。のちに新聞記事などで取り上げられて、評価されるようになったそうです。

 

 

名言といえば、この場所では1963年に黒人解放運動の英雄マーティン・ルーサー・キング牧師が20万人の大聴衆を前に演説をしました。

それがあまりにも有名な「私には夢がある」の言葉です。これも刻まれています。

私には夢がある。それは、いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の息子たちと、かつての奴隷所有者の息子たちが、兄弟として同じテーブルにつくという夢である。

 

 

記念館を一周してみます。

すげえ柱だ。

裏側に回ると、まずビル街。

ポトマック川の向こうにアーリントン墓地が見えます。

さらにアメリカ国務省(外務省)が見えます。

 

この池に記念塔が映ります。

 

 

 

 

朝鮮戦争戦没者慰霊碑 Korean War Veterans Memorial

 

 

 

リアルな19体の兵士の像が見られます。

 

 

そして背後には石碑があり、ここには多くの兵士や看護婦ら2400余名のエッチングが見られます。

アメリカ人だけでも15万人の死傷者を出した過酷な戦いでした。

 

 

ホワイトハウス  White House

 

 

誰もが知っているアメリカ大統領官邸ですね。一度は見たかった。

 

ホワイトハウスからはいろいろ見えます。おなじみワシントン記念塔にも最接近です。

 

遠くの丸いドームはジェファーソン記念館です。

ドームの中にはアメリカ3代大統領・トマス・ジェファーソンの像が立っています。実際には行ってないので、この像はウィキからのパクリ画像です。

 

ホワイトハウスの前には、アメリカのハイウェイの起点があります。

日本で言うところの日本橋か。

 

突然女性の警官が出てきて「移動しなさい!」とでかい声で追い払われます。

見学を中断させられることは、よくあるみたいですね。

 

ホワイトハウス前の道路も、911テロ以降は検問すごいみたいですね。以前はしてなかったそうですが。

 

 

ホワイトハウス・ビジターセンター  White House Visitor Center

ホワイトハウス・ビジターセンターにも立ち寄ってみました。

 

 

 

歴代大統領たち。

昭和天皇とフォード大統領が使った椅子とかありました。

 

これはイギリスのエリザベス2世女王陛下を招いた際の食器ですか。

 

ショップもありましたよ。

歴代大統領ブロマイドかw

ヴィジターセンターを後にして、そろそろワシントンともお別れです。

 

 

これがトランプホテルです。

 

 

 

下のホテルは、ウィラードホテルと言います。

なんとこのホテルは、1860年に日本の最初の遣米使節が泊まったホテルだそうです。

有名な咸臨丸(勝海舟、福沢諭吉らが乗り組む)を伴い、日米修好通商条約の調印に来たんでした。ワシントンでもニューヨーク でも、空前の歓迎ぶりだったそうです。

 

ワシントン観光もこれでおしまいです。

 

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