夏の夜の自然観察会の報告 | メジロの会通信

メジロの会通信

自然観察を楽しんだり、
子どもたちの環境学習・体験学習を応援するグループ、
メジロの会からのお知らせブログです。

 
今年の夏の夜の自然観察会は、
水元公園グリーンプラザ周辺を
夕方から夜に
親子で自然観察を楽しんでもらおうと企画しました。
 
開始の2時間半前にスタッフは集合して、
周回するコースを下見。

 
講師の小松原さん指導のもと、
4か所ほど虫が寄ってくる仕掛け、
バナナトラップを用意して準備しました。
 
すでにクヌギの樹液に集まる昆虫たち。
クロカナブンやシロテンハナムグリ、
セミの抜け殻も多数発見。
子どもたちが喜んでくれるかな。
 
はじめに参加者の皆さんと集合写真から。
 
講師の小松原さんの紹介にスタッフ紹介。
 
夕暮れ空では、
アブラコウモリが子どもたちを歓迎?
 
小松原さんからコウモリの習性などの話が終わり、
いよいよ観察会がスタートです。

最初はクロカナブンを子どもたちに見せてあげました。
子どもたちは黒くて大きなカナブンに興味深々。
 
さらに、夜の植物の睡眠運動の話、
カタバミなど、葉をとじる様子を見たり、
草むらには、
大きなショウリョウバッタにコオロギ、
そして、大きな鳴き声のクツワムシ。
たくさんの昆虫たちに子どもたちも大興奮。
大人もかな。
 
最初怖がっていた子どもたちも、
どこを持てばよいかわかると、
持てるようになった子どもたちも。
 
懐中電灯を持って夜の公園を歩く体験は
子どもたちにとって、
特別な体験。
ワクワクドキドキとても楽しい様子でした。
仕掛けには、
残念ながらクワガタやカブトムシは
来ていなかったものの、
ゴキブリにガやアリが来ていて、
甘い蜜に誘われて出てくる様子もわかりました。
 
夜咲くカラスウリの花もとても幻想的。
 
さらに、枝そっくりのナナフシに、
アオマツムシやウマオイ。
 
最後までたくさん見られたクツワムシの大合唱。
 
最後の感想では、
色々な昆虫に出会い楽しかった、
と、ご参加の家族や子どもたちから聞かれました。
夏の楽しい体験・思い出に
なったことでしょう。
 
◆メモ◆
主    催:かつしか自然観察グループ
              (メジロの会)
テーマ:夏の夕方?夜水元公園探検・親子自然観察会
日   時:2019年8月24日(日)
            18:30~20:00
天   候:曇り
気   温:29℃
場   所:都立水元公園 グリーンプラザ周辺
参加者:親子4組(15名)
講   師:小松原 正 氏(コゲラの会代表、メジロの会スタッフ)
スタッフ:5名