ようやく出会えたハクビシン | メジロの会通信

メジロの会通信

自然観察を楽しんだり、
子どもたちの環境学習・体験学習を応援するグループ、
メジロの会からのお知らせブログです。


その瞬間は、
突然やってきました。

週明けの寒い朝。
いつものようにのんびりと
鳥のさえずりをBGMに
草花を眺めつつ
駅に向かって歩いていました。

すると、へいの上に
こちらを見ている動物が・・・

た、タヌキ・・!?
(3秒経過)
ハクビシン!!

急いでデジカメを・・
忘れたぁ~!

そうだっ!スマホだっ!



何とか間に合いました。

葛飾自然感察指導員養成講座で
佐々木洋先生から
葛飾区にもハクビシンは生息していると
教えていただいてから早4年。
毎晩のように星空を眺めつつ、
電線を目で追ってはいたのですが、
ようやく出会えたのでした。
朝に。。。






しばらく、へいの上を行き来した後、
何事も無かったように
去って行ったのでした。


ハクビシン(白鼻芯)

ジャコウネコ科の哺乳類で、
中国大陸南部の低山の山林に
生息する外来種です。
毛皮として中国等から持ち込まれ、
一部が野生化したと考えられています。
額から鼻にかけて白い線があるのが
特徴です。
尾が長く、胴と同じく
約60センチメートルあります。
街中では、民間の屋根裏や軒下等に
住み着きます。
雑食で、主に果物や野菜等を好みます。
夜行性で、電線を伝って移動したりします。

written by I