夏の自然観察といえば、
草花やムシたちが主役になりがちです。
でも、こんな自然観察もあります。
夜、少し涼しくなったら、
ちょっとお散歩してみませんか。
少し広めの公園の真ん中で、
空を見上げてみましょう。
一番最初に見つける星は、なんといっても月ですよね。
そして、ほぼ真上から東方向に、
こと座・ベガ、わし座・アルタイル、はくちょう座・デネブの
七夕・夏の大三角が見えると思います。
さて、月についてです。
みなさんもご存じのように、
月は満ち欠けして見えますよね。
毎日、違う形を見ることができるので、
夜が楽しみです。
では、同じ満月でも、
そのたびに大きさが違うってご存じでしょうか。
月は地球の衛星です。
でも、その軌道は「だ円」であるため、
地球と月の距離は、
遠い時もあれば近い時もあります。
それなので、満月の大きさが毎回変わるのです。
そして、今年(2014年)は
8月11日 2時43分に最も近づくようです。
つまり、一番大きく見えるということなのです。
その瞬間は真夜中なのでつらいでしょうから、
8月10日の夜に、
今年一番大きな満月を見てください。
曇らないと良いですね。
「今夜の満月は今年最大なんだよ」
なんて、小ネタを披露できますよ。
そして、さらに8月12日~13日には、
ペルセウス座流星群をみることができるかもしれません。
今年は、先述の月の影響で条件が悪く、
見づらいかもしれませんが、
ぜひ、見つけてみてください。
ペルセウス座流星群の詳細はこちらを参照してください。
さらに、こんな楽しいイベントもあるようです。
ペルセウス座流星群キャンペーン
さらに10月8日の夕刻からは
皆既月食が見られるようです。
次から次へと続く天体ショーに
今から、わくわくしています。
(written by I)



