観戦記 8/21 対オリックス | ZGS(残塁グランドスラム)

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2019年6月にヤフーブログより移転しました(旧タイトルは「ホークス狂日記」)野球はホークス、サッカーはアビスパ、音楽はBOØWYとポール・マッカートニーが好きです。

今月は観戦予定が少ないので貴重な観戦試合だったのですが、負けました。しかもボロ負けでした。

しかし、それでも個人的には顧客満足度が高い試合でした。

 

 

先ずは柳田選手が4か月半ぶりの一軍復帰です。

2番指名打者とは予想しませんでした。ホークスの2番打者で強打者といえば1994年根本政権でのカズ山本選手を思い出します。流石は根本チルドレンの工藤監督です。知らんけど。

 

1回裏復帰後初の打席に向かう時の彼への声援は鳥肌ものでした。ここまで来るのに4か月半。確か故障した当初は「全治3週間」という診断だったのでGW頃には帰って来るだろうと思っていましたが、それが交流戦前に伸び、そこから交流戦明けになり、そしてオールスター前になり、更に8月に伸び・・・

 

なかなか良くならない症状に本人も焦り、心が折れかけた事もあったかもしれません。それが二軍で復帰した時の涙に繋がったと思います。本人だってここまでかかるとは思わなかったことでしょう。それを乗り越えた事は彼の今後の野球人生にとってきっとプラスになるのです。

 

結果は初回のレフト前ヒットなどで4打数1安打、本人としては決して満足と言える結果ではありませんが、先ずは一軍に帰って来ました。ここから実戦を通じて調子を上げてくれると思います。

 

 

そして9回表には1年4か月ぶりに岩嵜投手が一軍のマウンドに登板しました。昨年は二度にわたる肘の手術、そして長いリハビリ、2017年の日本一や球団登板数記録の代償はあまりにも大きなものでした。

 

 

1年4か月ぶりのマウンドは1イニング1失点と岩嵜投手本人としては納得できる内容ではなかったかもしれません。しかしベンチに戻る彼をベンチ総出で迎えました。特に川島選手や福田選手といった今年故障に苦しんだ選手たちが真っ先に駆け寄った姿には感動すら覚えました。ナインも彼の復活を待っていたんだな、と思えた素晴らしい光景で、改めてホークスって良いチームだな、と感じました。

我々が知る由もない苦悩や痛みを乗り越えて帰って来た岩嵜投手もまたこの経験をきっと今後の彼の野球人生にとって大きなプラスにする筈です。

 

デスパイネ選手が離脱したのは確かに痛いですが、頼もしい戦力が帰って来ました。

厳しく苦しい戦いはまだまだ続きますが、彼らの復帰はV奪還の大きな力になるでしょう。

 

 

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