おはようございます。スーさんです。
くさい
なんだ?この匂い
老舗居酒屋ののれんをくぐり
若大将に
案内を受け、席に着くまで
頭の中を
グルグルと回り続ける
そうだ!あれだ
席に着くと
小さなお盆が供される
お盆には、箸、お猪口、お通し(昆布)
良き居酒屋は
主人が客を見る目がしっかりしておる
スーさんの店に入ってからの
身のこなしから
初訪、または、それに近いと踏んだのであろう
若大将は
酒なら樽酒が“人気”という
ビールなら
大瓶、小瓶
さらにメニューを差し出し
人気のツマミをいくつか挙げてくれる
人気だという樽酒を
ぬる燗で
ツマミにシメサバをお願いする
木の香りをまとった
ぬる燗が喉を通って胃の中から身体の中へ
浸透していく
鼻から木の香り着きの酒の匂いが送り出される
心地よい
入店時の
くさやの香りを感じることは
こちらのくさやは、八丈島の本物らしい!
もうない
隣の紳士が
既に
胃の中へ仕舞い込んでくれたのである
家に帰り
マスク外したら
家族がなんと反応されるのであろうか
我が家であれば
大事件、まちがいない
浅〆ではないシメサバ
これが居酒屋の正統といえよう
“旨い”
強すぎず、弱すぎない
程よい塩梅とは、このことであろう
身もやわらかく
ぬる燗にピッタリじゃ
開運純米をぬる燗で
キリリとした辛口
ツマミのメニューを眺めておると
若大将から
82周年を記念したツマミ
モツ煮込みが紹介された
これは年1回だけの酒肴
当然
これを頼まざるを得ない
こんにゃくの食感が印象的な
煮込み
初訪の店で巡り合ったのであるから
何らかの縁もあろう
常連と思しき方々がザザザと帰って
カウンターに次の客を待つ間
手隙となった
若大将
若大将から
ちょいとしたツマミ※サービスをいただき
談笑
その語り口から
すっかり若大将のファンとなったスーさん
※若大将の術中にハマったようじゃw
さて
記念日ということであれば
これから
19時に向けて
続々と駆け込み客が訪れるに違いない
新参者は
このあたりで腰を上げることにいたそう
明日も参るかの