●先週近くのスーパーマーケットで台湾バナナを買いました。小学校の頃に食べていたのは台湾バナナだったと思うのですが、家が貧乏だったのでバナナを食べるというのは特別のものでした。
●私が東京の大学へ出たときには、バナナはすでに安い食べものになってしまい、金のないときはよく食べていました。以来今日までフィリピンやエクアドルのバナナばかりで台湾バナナにお目にかかったことはありませんでした。
●台湾が日本に対する感情がよいように、私も台湾が好きです。パイナップルの輸出で中華人民共和国から嫌がらせを受けたときは私は台湾パイナップルを買って支援しました。
●ということでこの台湾バナナも私の目にとまり、バナナの味を確かめてみたくなりました。
●値段は４本で４５０円と今までのバナナの２倍以上です。バナナの香りがして柔らかくおいしいです。今までのバナナが青くて堅いことから比べるとまったくちがう食べ物のように感じました。
●子供の頃に食べた台湾バナナはこんなにうまかったのかという驚きがありました。
●阿里山の高地で採れたバナナで、日本向けに厳選されたものと書かれています。
●その日以来スーパーに行くとバナナ売り場をみるのですが、台湾バナナは姿を消して見つけることはできません。いまでは安い食べ物バナナと認識されているので一般の消費者は２倍の値段のものは買わなくてもしかたありません。
●しかし、一度は食べてみる価値があるものです。皆さんにお勧めします。