○坊城俊良著 宮中五十年 明徳出版 昭和35年刊

○坊城俊良1893-1966 幼少にして侍従職出仕以来、宮内官として皇室に奉仕した。旧伯爵。

○明治天皇1852-1912

○英照皇太后1835-1897(孝明天皇女御 のち皇太后に冊立)

○昭憲皇后1849-1914(明治天皇皇后)

○貞明皇后1884-1951(大正天皇皇后)

 

●大帝崩御の日

 

●そしてついに、七月三十日、午前零時すぎ、御容態急変が伝えられた。お仮床のおつぎの間に、あるいは御廊下に、私たちはぬかづいた。岡侍医頭は,御崩御を拝しとどけると、静かに皇后様の御前に頭を下げ、低い声で崩御を言上した。ローソクの小暗くまたたいた。

 

○岡侍医頭 岡玄郷1852-1925

 

●ほど経て皇后から、私どもにお言葉があったが、内容は記憶していない。この時はじめて、そこかしこから、すすり泣きの声が漏れた。誰あって口をきくものはなかった。やがて東の空が白々とあけそめ、都会の雑音が聞こえてきた。

 

●私は悲しみの極み、涙しえず、ただ自分の番がきたとき黙って最後のお別れをした。

 

○悲しみの瞬間を冷静に伝えています。

 

◎阪神タイガース 2点取っていて助かった。という貧打打線の現実。中継を見ているのが辛く、時々チャンネルを替えて見ていました。トレード期間はもうすぐ終わりに近づいています。打線のてこ入れが必要です。矢野さんは勝たないように,勝たないように野球をしているのではないかとファンに思われているのではないか、私は時々そう思います。気の毒に思います。