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宇吹萌ブログ

劇作家・演出家・Rising Tiptoe主宰 宇吹萌のブログです

ブログでのお知らせがすっかり遅くなってしまいましたが、2020年10月に私の戯曲集が刊行されました。

大好きな出版社、而立書房さまが刊行してくださいました!

実家の本棚には而立書房の書籍がズラリと並んでいるのですが、その中に自分の本が並ぶ日が来るとは・・!

 

 

年末になって慌ててブログを更新するという・・毎年のダメなパターンに今年もなってしまいました・・スミマセン・・

 

本をご購入くださった方に向けて、オンライン講座も企画しています。

紀伊國屋書店新宿店、八重洲ブックセンター、MARUZEN、ジュンク堂など、全国の書店でご購入・お取り寄せ可能です!

Amazon楽天などのネット通販でも取り扱いがございます。

 

↓こちらは紀伊国屋書店新宿店4階、紀伊国屋劇場の前に設けられている演劇コーナーで見つけた平積み!

 

 

↓毎日新聞の一面に広告も掲載されました!

 

 

 

 

2020年は演劇人として心が折れそうになる試練の連続でしたが、本が刊行されたことは大きな救いになりました。

公演がすべて中止になり、経済的にも精神的にもボロボロな私ですが・・いまの私にとって一番の応援は本をご購入していただくことです・・・涙

クラウンドファンディングにご支援くださった皆様、すでに本をご購入くださった皆様、心より感謝申し上げます・・・!!

 

第3回宇野重吉演劇賞優秀賞受賞作品「THE BITCH」と、これまた人気作の「名もない祝福として」が収録されています。

そして、巻末には、Rising Tiptoe作品リスト(2006年~2019年)がついています。

こちらは一作品づつ振り返りながら、解説も交えた大変貴重な記録となっております。

 

宇吹萌著「THE BITCH/名もない祝福として」(而立書房)是非、是非、お手にとって頂ければ幸いです。

どうぞよろしくお願い致します!

 

 

 

こちらに投稿するのが遅くなってしまったのですが、

今年の公演中止によって追ってしまった負債を返上し、再出発するために悩んだ末クラウドファンディングを立ち上げました。

 

Rising Tiptoe活動継続・存続プロジェクト↓

 

 

どうせやるなら楽しんで頂こうと、豪華な返礼品を取り揃えてみました。

他団体様の平均的な価格設定だと3万~3万5千円相当の返礼品を1万5千円に設定しています。

(支援枠は気軽に支援して頂ける1000円~15000円までで設定しています)

 

残り5日間となってしまいましたが、また皆様に新しい作品を届けられますように・・

よろしければご支援お願い致します。

 

5000円以上のご支援枠には、もれなく私の戯曲集(サイン入り)がついています。

発売は10月30日ですので、出来立てほやほや(!)をお届けします。

 

 

今週の25日には渋谷ヒカリエにて、出版記念ワークショップを行いますが、こちらも15000円のご支援枠に参加権がついてございます。

ZOOM講座も行います!

 

ブログ更新をすっかりご無沙汰してしまい・・・

残り5日となったタイミングでのお知らせになってしまいました・・・

ご支援くださった皆様、心より感謝申し上げます!

そして、ご検討中の皆様、是非応援よろしくお願い致します・・!

 

 

 

【公演中止のお知らせ】

 

この度、コロナウィルス感染拡大を防ぐため、9月に上演予定だった『いじわるコーラス』の上演を中止する決断を致しました。

参加予定だった第32回池袋演劇祭も中止が発表されました。

演劇祭に参加することなく、予定通り上演する道も残されていましたが、お客様、キャスト・スタッフ、それぞれのご家族の安全を第一に、一主宰として中止を決めました。

公演を楽しみにしてくださっていた皆様、大変申し訳ありません。

 

夏以降の公演に関しては予定通り上演する団体もあります。

考えかたはそれぞれだと思いますが、コロナウィルスに有効なワクチンがまだ開発されておらず、年内の公演はあくまで「感染リスクと上手く付き合いながらの上演」となります。

 

会場で来場者の体温を測り、消毒を徹底したところで「感染リスクが0」になるわけではありません。

「感染リスクと上手く付き合いながらの上演」であることを前提に、「観にいらしてください!」とお客様にお声がけする形の上演は、私の望む形ではありません。

 

いま演劇は風前の灯火です。「感染リスクと上手く付き合いながらの上演」を決行する公演のどれか一つからたった一人でも陽性反応が出たら、演劇の未来は大きく変わってしまいます。

演劇を愛する者として、それは目の前の個人的な経済的な負担よりも遥かに恐ろしいことです。

 

公演中止は経済的な負担を背負う覚悟のいる決断ではありましたが、お客様・キャスト・スタッフ・それぞれのご家族の命に責任を持たなければならないイベント主催者として、演劇の未来を守りたい一個人として、中止に迷いはありませんでした。

 

「延期」という道も考えなかったわけではありませんが、その場合「時間的な拘束」という二次的な被害をキャストに課してしまうことになりますし、公演時期が変わることで出演できなくなってしまうキャストも出てきます。

自粛で仕事をなくし、これから新しい仕事を探さないといけない人は、稽古期間にあたる8月にシフトを入れられないということが職探しのハンディになりかねません。

 

諸々、熟考した結果、延期ではなく中止という決断に至りました。

 

Rising Tiptoeは、お客様に心から楽しんで頂ける作品を提供する演劇企画です。

不安なく劇場に通って頂ける日常が戻りましたら、その時にまた新たに公演を企画したいと考えています。

 

まずは今回の負債を返上し経済的に立ち直らなければなりませんが、必ず立ち直ります。

「場」を失ってしまったキャスト陣、仕事を失ってしまったスタッフさん方のためにも、いつまでも落ち込んでいられません。

 

いつもRising Tiptoeを応援して頂き、改めてどうも有難うございます。

これからも精進して参りますので、今後もRising Tiptoeをどうぞよろしくお願いいたします。

 

Rising Tiptoe

宇吹萌

 

 

 

 

 

 

 

 

昨年のRising Tiptoe公演『皿の裏』(7月、座・高円寺1)、『咲く』(9月、ザ・スズナリ)について嬉しいお知らせがあります。

評論家の阪清和さまが設立された演劇賞「SEVEN HEARTS演劇大賞」の「SEVEN HEARTS演劇大賞2019」にて、『皿の裏』と『咲く』がそれぞれ、4部門・5部門入賞致しまし
た!

SEVEN HEARTS演劇大賞2019
http://blog.livedoor.jp/andyhouse777/archives/66326025.html

『皿の裏』劇評↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/andyhouse777/archives/66314694.html

『咲く』劇評↓↓↓
http://blog.livedoor.jp/andyhouse777/archives/66318727.html

詳細は以下の通りです。
優秀賞の3部門([リバイバル作品賞]皿の裏(Rising Tiptoe)、[女優賞]前田真里衣(咲く)、[演出賞]宇吹萌(咲く))
については、3月中旬に発表される「最優秀賞」に選ばれる可能性がまだ残っています。

いつも応援して下さる皆様のお陰です。
 

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SEVEN HEARTS演劇大賞2019 
小劇場部門

[作品賞]  入選 『咲く』(Rising Tiptoe)

[リバイバル作品賞] 優秀賞 『皿の裏』(Rising Tiptoe)

[女優賞] 優秀賞:前田真里衣(咲く)
     入選:おおばゆか(皿の裏)
     入選:星野クニ(皿の裏)

[男優賞] 入選:瀬沼敦(咲く)
     入選:神山武士(皿の裏)

[演出賞] 優秀賞:宇吹萌(咲く)

[戯曲賞] 入選:宇吹萌(咲く)

 

ブログでのご報告が遅くなってしまいましたが、奇しくも、オペラ「咲く」の本番の日に舞台「咲く」の受賞を知り、とても嬉しいです。
取り急ぎ、ご報告と御礼です。
いつも支えて下さる皆様のお陰で今日の私が在ります。
改めてどうも有難うございます!!

 

「皿の裏」

 

 

「咲く」