日本経済新聞に以下の記事がありました。

 経済産業省は日本企業の海外投資を後押しするため、貿易保険で補償する範囲を拡大する。戦争や相手国政府による収用などに加えて、税制などの政策変更に 伴う損害も補償する。また海外のインフラ整備に民間銀行と国際協力銀行が協調融資する案件については、民間分の補償率の上限を現在の95%から100%に 引き上げる。民間のリスクを軽減することで、アジアや中東などで拡大が見込まれるインフラ事業への日本企業の参入を促す(詳細はこちら) 。

このような政策は本当に必要なのでしょうか。

この政策が通れば、おそらく支社を海外に作りやすくなるはずです。

結果、国内の雇用が減る原因にもなりかねません。

税制面でも優遇されている企業に対して、わざわざここまでする必要があるのでしょうか。

確か、前政権時、企業に対する税率を優遇しているのは、国外流出を防ぐためという説明だったはずです。

国内に企業を残すために税率を優遇してきたのに、わざわざ海外進出を支援するような法案を通そうとするのはどういう意図があるのか理解できません。

私は以前から、税率を上げたところで、企業が国外に行く可能性は低いと思っていました。

その最大の理由は「販路」です。

日本でブランドイメージの高い企業は、必ずといっていいほどの強力な販路を持っています。

ここが、企業にとっての生命線となりうるのです。

ところが、海外に事業を移した場合、販路を一から開拓しなければなりません。

今、日本の衣料業界で勢いがある企業といえば「ユニクロ」ですが、過去には海外進出で何回も失敗しています。

その理由が、商品が売れなかったというものなのです。

あれほどの力がある企業でも、販路開拓というのは難しいことなのです。

もう少し早い段階で、企業の税率をあげて今の借金を少しでも返しておくべきだったはずですが、政治家はその辺のところが分かっていなかったのでしょうね。

税金も安くし、海外進出も助ける。

政治家には、こんな政策をしていれば、日本の価値が著しく低くなるということを念頭においてほしいものです。

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毎日新聞に以下の記事があったようです。

 政府が設置した成長戦略策定会議(議長・鳩山由紀夫首相)の検討チームが16日、小泉政権で「構造改革の司令塔」と称された竹中平蔵慶応大教授を内閣府 に招き、ヒアリングを行った。竹中氏は「経済成長の基礎は(企業などの)供給側だと考える」と述べ、子ども手当など国民への直接給付を重視する鳩山政権を けん制。検討チームトップの菅直人副総理兼国家戦略担当相は「企業は(社員を)リストラできても、国は国民をリストラできない。企業の競争力を高めてもマ クロでは成長しない」と反論し、成長戦略を巡って火花を散らした(詳細はこちら) 。

竹中氏が言っている、経済成長の基礎は供給側が重要という考え方には賛同しかねます。

現段階で供給側はとても頑張っているのに成果が上がらないからです。

主に、値下げ競争になっていますが、あれだけ値段を下げるのは企業努力に他なりません。

本当は品質競争、技術競争に持ち込むべきなのでしょうが、そこまでの時間的余裕がないという感じがしています。

あれだけ頑張って値下げしても、物が売れずに苦しんでいる企業が多いのは、国民の購買意欲が減退しているからと思っています。

安くていいものなら買うという意欲を持たせるためにも、国民所得をまず回復させることが重要だと思うのです。

供給の力が発揮されるのはその後のことであって、今の段階で重要なわけではないと思います。

そういう意味では、菅氏の言っていることの方が正しいようにも思えますが、記事を読むとそうでもない気もします。

デフレの認識が甘い気がするのです。

記事の中に、勝間氏の提言がありますが、私も景気回復の前段階として通貨供給量の増大が必要だと考えています。

ものを買わないのはお金が無いからという単純な理由です。

それであれば、日銀が紙幣を発行したり、政府が政府紙幣という形でお金を発行するのが先決なきがしています。

ただ、子供手当てなどの支給は、お金の無さを解消する一つの手段ではあります。

それにもかかわらず、紙幣の増発に反対なのは解せないところです。

ちゃんとした、未来図をかける人間が政府内にいないのが悲しいところです。

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読売新聞に以下の記事があったようです。

経営再建中の日本航空は15日、企業年金の削減に向けて約8800人のOBを対象に実施した意向調査で、約5700人が削減に同意する意向を示したと発表した(詳細はこちら) 。

良くこれだけの同意が集まったものだと思います。

OBにも、自分のもらえるお金をある程度放棄しても会社に生き残ってほしいという思いもあったということでしょう。

老後の資金は多いに越したことは無いと思うはずですが、それを放棄して案に同意した人が75%にも上ったことは、すばらしいと思います。

あとは、未回答の人を説得する作業が必要になってくるわけですね。

大きな爆弾を抱えたままでは、再生するのは難しいでしょうから、是非とも企業年金の削減案が通ってほしいものだと思います。

欲を言えば、削減幅をもう少し増やした方がいいような気はしますが・・・・・

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