日本経済新聞に以下の記事がありました。

物価下落が長引く懸念が強まってきた。日銀は30日の金融政策決定会合で「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)をまとめ、2011年度まで3年連続で消費者物価(除く生鮮食品)の上昇率がマイナスになるとの見通しを示した。世界経済の急激な落ち込みで生産設備や労働力の過剰感が強まっているためだ。物価の下落が続くと、消費や企業収益に下押し圧力がかかる。「デフレ」色が強まれば、景気回復の足かせとなりかねない(詳細はこちら) 。

景気回復には、ある程度のインフレが必要ですが、デフレが2011まで長引くとなると前自民党政権が言っていた全治3年というのはあながち間違ってはいなかったといえるかもしれません。

ただし、3年も待っていたら日本経済は世界経済から取り残されてしまう様な気がします。

中国は世界同時不況をものともせずに、経済成長を続けています。

このままの状態が続けば、日本の経済力が中国に劣ることにもなりかねません。

今はあんな独裁国家でも、たいした経済力がないので、圧力も大したことがありませんが、これがアメリカ以上の経済力を持って、アメリカのように日本に圧力をかけてくる事態となれば国益が著しく損なわれることは目に見えています。

国内経済だけでも、中国にとって脅威となる必要があると思います(個人的には軍事力も必要だと思いますが、憲法、特に9条の改正については、国民の反発が未だ根強いようですので、難しいかとは思います)。

そのためには、経済を回復させるため「インフレターゲット」 を設定する必要があると思います。

日本ではインフレターゲットに関する施策は中央銀行に権限があるようです。

ただ、これだけの不況であるにもかかわらず、日本は量的緩和が甘いのではと思うことがあるのです。

そこで、法律を通してインフレを起こす方法を考えて見ました。

その方法は「個別品目ごとに最低価格を決める」というものです。

デフレがこれだけ進んだのは、民間による値下げ競争が過熱したからだと思っています。

そして、この値下げ競争は、労働者の賃金の引き下げ、サービスの低下、企業による偽装(食品偽装など)の温床となっている様な気がします。

それであれば、最低価格を決めてしまうのが有効なのではないかと思います。

最低価格が決まれば、民間企業は安易な値下げ競争ができなくなります。

そんな状況で他社と差別化を図るには、品質を上げていくしかありません。

今まで値下げ競争に向けられていた企業努力を、技術競争に持ち込むのです。

同じ値段であるなら、いいものを選ぼうとするのが消費者だと思いますから、技術力があるところは売れて、ないところはつぶれるという、正当な競争ができる様な気がします。

技術力がつけば、海外商品に対する競争力をあげることができます。それらを通して景気回復を実現するのです。

ただ問題は、国外からの圧力でしょうね。

最低価格を定めたとなると、輸入品に対しても適用しなければなりません。

そうなると、実質的には関税の引き上げということになり、国外から反発される可能性があります。

アメリカみたいな卑しい国は、輸入制限などを通して圧力をかけてくる可能性すらあります。

ただ、今の日本経済を考えれば、国外に気を使えるほど余裕がある状況ではないと思います。

ここは、外交努力を通して何とか実現してほしいものです。

そして、日本が経済力を回復した時に、国外に対する「ツケ」は払えばいいのではないかと考えています。

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新聞、読んでいる? ブログネタ:新聞、読んでいる? 参加中

私は宅配で読んでいる 派!

本文はここから

新聞離れが進んで久しいですが、私は宅配で読んでます。

ニュースに対しての新聞のメリットは、いろんな事件の詳細を知ることができるということ、時間が短縮できること、記事を書いた人の主観が少なく、また排除しやすい点だと思います。

ニュースなども情報源としては有用だとは思うのですが、情報の少なさ、時間がかかる点、最近のニュースは主観が入った報道が多い点を考えて、補助的に使っています。

あと、最近はネットから情報を取ることが増えましたね。

ブログに書く記事なんかは、ネットから取ることが多いです。

ネット上の情報も、新聞や雑誌から転載していることも多いですからね。

詳細が載っていないことがほとんどですが、いろいろな新聞の情報を一つの媒体で読めるというのは大きいとおもいます。

詳細を知りたければ新聞、いろいろ読みたければネット、テレビや週刊誌は補助という使い方が個人的にはベストかと思っています。



新聞、読んでいる?
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日本航空の再建にとって大きな足かせとなっているのが企業年金問題です(関連記事はこちら) 。

この企業年金の額は、一般市民感情では理解しがたいような額のようです。

退職者は月に50万と言う、働いてる人の平均年収近くもらっているようなのです。

これだけの資金を出している企業に公的資金を入れるというのはどうも納得のいかないところです。

ニュースなどでは憲法に規定している財産権の侵害に該当するため、年金額を削れないとしているようです(憲法第29条 財産権は、これを侵してはならない)。

その年金を削るために、法律によって規制しようとする案があるようですが、この方法でうまくいくかは正直疑問です。

なぜなら、法律よりも憲法の方が上位に位置するからです。

たとえ法律で決めたとしても、憲法に財産権に関する規定がある以上は難しい気がします。

間違いなく、日本航空のOBは提訴するでしょう。

私も法律の専門家ではないので、どちらが勝つかは分かりませんが、徒に訴えられる余地を残すのは適当ではない気がします。

年金を削減するのは難しいと思います。

ただ、企業年金を削る方法として法律で定めるよりもいくらかマシな方法があるのではないかと考えています。

それは、「事情変更の原則」を適用することです。

このメリットは、民法の間接適用を主張できる点にあると思います。

法律で定めてそれにしたがって年金を削る場合、憲法がまともに法的判断の対象となってしまいます。

これは、憲法が、民間に直接適用される規定ではなく、国と民間との争いを規定しているからです(奴隷的拘束などの例外もあります)。

憲法が直接適用されてしまうと分が悪い様な気がします。

そこで、「事情変更の原則」を適用できるように企業対OBという民事間による争いにしてしまうのです。

これであれば憲法を直接適用する必要はなくなります。

民事間の争いは、判例では「間接適用説」の立場をとります。

間接適用説とは、民法が民事間を直接規定する法律であり、憲法は民法を通して間接的に適用されるというものです。

その上で、事情変更の原則を適用するのです。

事情変更の原則とは契約を結んだ後に、その契約条件をそのまま当事者に強制することが著しく不公平になる事情が生じた場合には、その契約の解除や契約条件の変更ができるという原則です。

その適用条件は判例によれば

・契約締結の前提・基礎となっていた事情に著しい変更が生じたこと
・その事情変更が、契約締結当時、当事者双方が予見し得なかったこと
・事情変更が当事者の責に帰すべからざる事由にもとづくものであること
・契約どおりの履行を強制することが信義則・衡平の原則に反すること

の4要件です。

契約締結の前提としては、日本経済の持続的成長があったでしょうが、そんなものはとっくに崩れています。

また、これだけひどくなるとは当事者双方が予見し得なかったともいえます。

事情変更が当事者の責にも基づきませんし、信義則にも反します。

これだけ条件が揃っていれば、これを適用するのがいい様な気がするのですが、どうなのでしょうか。

もし法律の専門家の方がいらっしゃれば、コメントしていただければありがたいです。

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