藤井美菜さんのブログ、「藤井美菜の思うこと」(BOOKMARKに登録してありますのでよければどうぞ)の「昼夜逆転!」の記事内において、映画撮影のため昼夜逆転の生活を送っているとありました。


大学生活もあるそうで、昼も夜も大変なようです。こういう不規則な生活だと、まとまった睡眠時間が取れないと推察されます。大変なスケジュールですが、体に気をつけて頑張ってほしいものです。

ただ、こういった夜間の仕事は、人間のシステムを無視したものです。人間は朝起きて、夜に寝るのに適したシステムを持っています。現代社会はこういった人間のシステムを無視した方向に進化してしまったのだと考えています。精神的に病んでいる人が昔に比べて増えたと言われていますが、こういったことも原因の一つになっていると考えています。本来は規制すべき問題だと考えていますが、夜の仕事も経済効果があると思われるため、なかなか踏み込めないのだと思います。

そうはいっても、現代社会においては夜の仕事に対応せざろう得ない場面も出てくると思います。今回はそれに関連して、「サーカディアンリズム」と「睡眠の基礎知識」について書いてみたいと思います。

「サーカディアンリズム」とは日本語では概日リズムと訳されています。体内時計といえば分かりやすいと思います。人間の中にも独立した時計があります。その時計にしたがって、睡魔が襲ってきたり、昼食時には食欲が出てきたりしているのです。

ただ、このサーカディアンリズムの周期は25時間であることが分かっています。実際の時間の周期は24時間です。つまり、体内時計と実際の時間の周期には1時間の差があることになります。体内時計を実際の時計に合わせなければ、生活がどんどん崩れていくことになります。

それでは、体内時計を実際の時間に対応させる要因とは何かということになると思います。その要因は、日光です。

日の出の日光と、日の入りの日光には体内時計を実際の時計に合わせてくれる効果があると言われています。快眠にはある一定時間以上、日光に当たることが必要だとされています。具体的時間は忘れてしまったのですが、確か5時間程度だったかと記憶しています。現代社会において、5時間も日光を浴びるのは不可能です。そこで、簡易的な方法として、日の出、日の入りの日光に当たることによって、体内時計を正常化するのです。正常化された体内時計は、快眠をもたらしてくれます。その日光に当たる時間ですが、5分ほどでいいそうです。

もしこのような手段を講じても、快眠が得られない場合は、体内時計が完全に狂っていると考えた方がいいと思われます。そのような時は、専門医に相談することが重要です。今は医療が進歩していて、そういった体内時計を正常に戻してくれるための治療法が、ある程度確立されているようです。メイトーの知っているものの一つは、日光と同程度の照明を当て続けることによって、体内時計を戻すという方法です。入院が必要となるようですが、比較的短期間に直すことができるようです。

さて、睡眠は時間だけが問題とされがちですが、是が非でも抑えるべき時間帯があります。それは、午前0時から午前2時までの間です。この時間は、脳から成長ホルモンが出る時間帯なのです。この時間帯を睡眠時間に含めるだけで、睡眠の質を向上させることができます。短時間の睡眠でも、ある程度の疲労回復が狙えるのです。この時間帯を全部寝る必要は無く、1時間程度含めるだけでいいようです。

体内時計の正常化と、快眠は、人生を豊かにする上で重要です。人間のシステムを理解し、それを応用していくことが肝要だと考えています。


睡眠に関して書かれた本を以下に紹介しておきます(ちょっと古いテキストのせいか、画像が表示されませんがご容赦ください。睡眠以外の脳科学についても書かれています)。おそらく他にもあるとは思うので、いろいろ探されてみてはいかがでしょうか。
脳と心 (現代心理学シリーズ)
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