カープの話題、丸さんのFAの話題、敢えて避けていました。
ずっと気持ちの整理がつかなかったし今も完全ついているとは言えないけれど、そのままの気持ちを書き留めておこうと思うのです。
私はカープが好きです。
でも、この時期は毎年寂しいニュースのほうが多くて胸がざわざわしはじめます。
今年はリーグ優勝して3連覇。
安定して強くて、途中ちょっと気が抜けてしまうほど強くて。正直、日本一になるなら絶対今年だって思っていました。
日本シリーズ、カープは手も足もでなかったわけではない。けれどもホークスの強さはそれ以上でした。この敗けを受け入れるのは、悔しいけれどそんなに時間はかかりませんでした。
お疲れ様。夢のような時間をありがとう。
カープのおかげで彩りを増した春に、夏に、秋に、ただただそう思えました。
そして、丸さんのFA宣言。
いよいよこの時が来てしまいました。
全部本音なので。
気分を害される方がいたら申し訳ないです。
丸さんは、私がカープを好きになったきっかけの選手。いちばん好きな選手。
最初にFA宣言をした時には、何も決まったわけでもないのに辛すぎてニュースの類が一切観られなくなりました。
職場では笑って話していましたが、この話題をふられるのも苦痛でした。
野球を最高の娯楽として楽しみたい。
誰よりも頑張っている選手たちを応援したい。
ずっとそういう想いでいたのに、それが全く出来なくなってしまって。
「FAは選手の正当な権利。」
「頑張ってきた証。」
「残って欲しいけれどどこへ行っても応援します。」
耳に入ってくるあたたかいファンの声とは裏腹に、ぜんぜんそんな風に思えていない自分がほんとうにすごく嫌だったんです(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
丸さんがいなくなったとして、丸さんの行く球団を応援するのかと言ったらそれはわかりません。私はやっぱりカープが好きだし、カープにいる丸さんが好きなのだと思います。
時間が経って、先週くらいには遅まきながら少しだけ覚悟ができてきました。
移籍がもしパリーグならば、日本シリーズで会いましょうって思えそう。でもセリーグだったら、…複雑だな、やっぱり。
丸さんは、悩んでいるとのこと。
家族もいますものね。
自分のことだけれど自分のことだけじゃないですものね。
ずっともやもやした感情でいたのだけれど、先日のファン感の時かな?
丸さんが残留を願うファンの気持ちについてインタビューをされた時に「ここに来る前から十二分にわかっています」ときっぱり言ってくれたのを観て。
ぼろぼろに泣きました。
あ、もう、どういう結末になっても受け入れようって、はじめて思えました。
嬉しかったんです、すごく。
感情まで否定することはないし、嫌なことは嫌でいいと思うんです。
最後はずっと広島で頑張ってきた丸さんの意思を見届けようという、私なりのファンの意地みたいなものが芽生えただけのこと。
まだどうなるかわからない。
でも、もうわかるまで時間の問題ですね。
願いはじめたらキリがないよ。
出来ることなら、丸さんのタオルを持って、また野球を観に行きたいよ。
カープの明るい未来に、どうか丸佳浩の存在がありますように。