バラモン教典では人生の理想像として

次の4段階が紹介されています。

 

学生期 ~ 先生の元でヴェーダ等の聖典を学ぶ

家住期 ~ 仕事に励み、子供を育て、家庭生活を営む

林棲期 ~ 森林に住み、静かに修行する

遊行期 ~ 悟りを求めて遊行する

 

50年ほど前に、この四住期について知りましたが「幼少で出家して、生涯禁欲と独身を貫け」というのと比べますと、はるかに理に適っていると思いました。

 

"煩悩の少ない子供の時に出家して、生涯僧侶として修行するのが人間として最も素晴らしい生き方だ"という考えには納得できません。

 

もしも世界中の人達が、その教えに従ったらどうなるでしょうか?

間違いなく100年後には人類は滅亡してしまうことでしょう。

人類を絶滅させる教えが、果たして正しいといえるでしょうか?

もしそれが神仏の意思ならば、はじめから人間を創造しないと思います。