冬の便通の不調を改善する漢方薬
気温が下がってくると、便通の調子が悪くなる人がいらっしゃいます。
しかも冷えによって、便秘する人と下痢しやすくなる人の二通りあります。
どちらも体(胃腸)が冷えて、腸の働きが悪くなって起きています。
このようなときに、お体に合った漢方薬を服用すると体調が整っていきます。
冷え・寒さによる便人に使われる主な漢方薬
① 大建中湯(だいけんちゅうとう)- 冷えが強い人の便秘に第一選択
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お腹が冷えると便秘する
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お腹が張る・ゴロゴロ鳴る
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冷えると腹痛が起きる
② 桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)- 冷え+便が硬い人に
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冷えると便秘する
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便が硬く出にくい
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下腹部が張る・痛む
③ 婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)-血を補い、循環を良くすることで便通を改善します。特に生理不順や貧血のある人によい漢方シロップです。
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冷え性
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便秘気味
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疲れやすい
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生理不順・産後・貧血傾向
冷え・寒さによる下痢に使われる主な漢方薬
① 人参湯(にんじんとう)最も代表的な漢方薬です
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お腹が冷えるとすぐ下痢
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冷えると腹痛を起こし、温かいものを飲むと楽になる
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手足も冷えやすい
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元気がなく疲れやすい
② 真武湯(しんぶとう)-体を温めつつ、余分な水分をさばく漢方です。
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冷えが強く、水のような下痢・明け方に下痢をする
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体が重だるい
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めまい・ふらつきがある
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雨の日や寒い日に悪化
③ 附子理中湯(ぶしりちゅうとう)-人参湯よりの冷えが強い場合に
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慢性的な下痢
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お腹・腰が冷えて痛む
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冬に特に悪化
冷えによる便秘や下痢の養生ポイント(とても重要)
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冷たい飲食物を避ける
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腹巻き・カイロでお腹を温める
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朝の生野菜・冷たい牛乳は控える
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温かいスープや味噌汁を習慣に