メタボ和尚の心に染みたお二人のお言葉をご紹介させて頂きます。
お一人は高杉晋作さんです。
面白きなき世を面白く 住みなすものは心なりけり
幕末の志士 長州藩の侍さんです。
病で早世されていますが、病床にて、時世の句を思い描いて、
面白きなき世を面白き・・・ここまで出て、あとの言葉が思い付かず悩んでいたところに、
尼僧の野村望東尼が、住みなすものは心なりけり と加えたようです。
人生って思い通りにならないし、面白くないと思えばそうだけれども、人生を面白くすることが出来ます。
それが思い方・・・
ズバリ心です。
野村望東尼さんに敬服です🙇
もう一人は、時宗の開祖 一遍上人さんです。
身を捨つる 捨つる心を捨てつれば 思いなき世に墨染めの服
一遍上人さんは鎌倉時代、侍の子息として生まれましたが、侍の身分を捨て、坊さんとして全てを捨てる修行のなか・・・
全てを捨てた・・・
しかし、坊さんの法衣、墨染めの衣を纏っている・・・
思いなき世に墨染めの服
全てを捨てきれない自分がいる
実に深く、愚僧のメタボ和尚には身に染み渡るお言葉となっております🙇
この国には素晴らしい先人の言葉や教えが多く残されています。
これからも生きるバイブルとして心に刻んでおきたいものです🙇