管理会社から連絡がありました。 | 任意売却で人生の再出発を

任意売却で人生の再出発を

任意売却の知識や実情から任意売却相談員の日常まで、赤裸々に綴ります。住宅ローンの支払いを滞納しているからといって、競売になるのをただ待っていては損をするだけ。任意売却という解決法があることを、一人でも多くの方に知ってもらいたいと願っています。

先日お話した方ではなく、別の方から連絡がありました。媒介契約書を送って頂ければ、きちんと情報をお伝えしますというお答えです。最初からこちらは媒介契約書を送りましょうかと伝えているのに、後になって媒介契約書を送ってください、きちんと情報をお伝えしますと言われてこの会社の対応がずさんなのがわかりました。管理会社というのは、ほとんどマンション分譲業者の子会社です。マンションを購入する際、親会社の分譲業者はそのマンションを早期に売却したいので、盛んに営業活動をします。当然何千万~1億以上の取引ですのでお客様若しくはその家族・親などに横柄な態度は絶対にしません。大金を出せれて購入された方は、管理組合を形成し、子会社の管理会社と管理契約を結びます。購入者が直接管理会社を選択出来ませんので、最初は管理会社のサービスの良し悪しがわかりません。ただ、建物の区分所有法で毎年1回以上管理集会を開かねばならないと定められております。管理集会で管理会社のサービスが悪ければ通常月額15,000円前後掛かる管理費を下げるように提案をすればいいです。そんな事できるのと思われるかもしれませんが、管理会社は建物の区分所有法で2年以上の管理契約は出来ないと定められております。ですので毎年管理集会を開きその年の決算を管理組合(区分所有者)に報告し、翌年も同じ管理費で管理契約をして頂くように管理組合にお願いをします。管理費が例えば月額8000円とか9000円に下がればその分マンションを購入された方の支出が減りますので、その分貯蓄に回ります。また、景気がまだ回復してなく物価が下落している中、管理会社に払う管理費が安くなったという話は聞いたことがありません。サービスが悪ければ当然管理費を下げるべきだと思います。私もマンションを購入して、管理組合の副理事をしてたので、管理会社から毎年の決済報告を受けていました。私の住んでいるマンションは、中規模なマンションで総戸数約60室あり、毎月全体の管理費が約90万円1年間で1000万円以上管理会社へ払っており、修繕積立金はそれ以上払っています。マンションの修繕工事に関しても管理会社の下請け企業に工事を発注しますので、利益が出ます。ですので、管理会社は景気にあまり左右されない業界なので、ぬるま湯体質かもしれません。ですが、毎月自動的に払う方はきちんと管理会社に働いてもらわないと納得出来ません。管理会社は、高額なお金を区分所有者から頂いている以上、ぬるま湯体質から脱皮し、積極的に仕事をするべきです。