低血圧症 | 岐阜の薬膳教室〜メイさんちの日々の薬膳~

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台風がやたらに発生して、毎日蒸し暑いです。
梅雨のときのように、風邪気味だったり、腰痛が出たり、湿度が高いことで、体調を崩しているかたもチラホラとみえます。

夏の疲れもでて、結構みなさん、お疲れモードですねショボーン



さて先日、本草閣さんの勉強会に参加してきました。講義は低血圧症について。


高血圧は成人病予防などで気をつけるように言われましす、なにしろ、西洋薬では、血圧を下げる薬がたくさんありますが、低血圧症の薬はありませんし、それほど問題にもされません。


しかし、血圧が低いことで、様々な体調不良を訴えるかたもみえます。


私のまわりには、自分も家族も友達もふくめ、低血圧の方が圧倒的に多いです。

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高血圧ほど、危険性は高くありませんが、
本人は、身体がだるいなどの倦怠感や、貧血気味で手足が冷える、頭痛、めまい、動悸、息切れがするなど、病院へいくほどではないが、調子がよくないといった、不定愁訴に悩まされます。



低血圧症の原因は
◼︎全身に循環している血液量の減少
◼︎心臓から送り出す血液量の低下
◼︎加齢などにより抹消血管が硬くなることにより、抵抗が強くなり血液が末端まで届きにくい

などがあります。


やはり、ふだんの食事で気をつけることは、
血を補うようなものをとることです。
鉄分が豊富と言われるものや、たんぱく質をしっかりとること。
そして、低血圧の方は、冷え性だったり、体温が低いことも多いので、身体を冷やさないよう、温めるものをとることがお勧めです。

シソやパセリなどは温めてビタミン、鉄分など豊富に含むため、効果的です。

今の疲れのたまる時期&低血圧のかたに、生薬でお勧めといえば、なつめ(大棗、タイソウ)。

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この日は
なつめを煮出したなつめ茶と、普通のものより3、4倍はありそうな大きななつめの実をいただきました。




講師の方は、この大きななつめで、サムゲタンを作って食べてみえるそうです。


今月の薬膳教室では
なつめを使った簡単サムゲタンの作り方もお教えします。

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