【速報・追記あり】公立高校入試で出題ミス 理科、全員正解扱いに | 柏英数教室 明倫舎 千葉県柏市 学習塾
2/21(水) 16:34配信
千葉日報オンライン

 千葉県教委は21日、同日の公立高校入試第2日の1時間目に実施した理科で、解答をするための説明が不十分な問題が1問あったとして、この問題は全員正解とし3点を与えると発表した。同日の記者会見で、県総合教育センターは「受験者や関係者に大変なご迷惑をおかけし、申し訳ない」と謝罪した。

 県教委によると、ミスがあったのは大問8(4)で、金属と酸素の質量の関係を調べる実験に関する問題。問題文に「加熱を途中でやめて」とあるが、解答に必要な条件が不足していたという。

 県立銚子高から問い合わせがあり、発覚した。県内公立高入試の出題ミスは、2013年度後期選抜の社会以来。

 問題作成後は複数人で内容を確認しているという。出題ミスが発生した原因を同センター担当者は「(問題内の)実験で生じる物質についての精査が不足していた」と述べた。