荏原神社(えはらじんじゃ)
奈良の丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)より水神を勧請したのが始まりだそうです。
和銅2年(709年)奈良の丹生川上神社より
高龗神を勧請し創建。
貴船神社 奥宮の御祭神と同じでした。
(御祭神)
高龗神(おかみのかみ)
天照皇大神(あまてらすおおみかみ)
須佐之男尊(すさのおのみこと)
豊受姫之尊(とようけびめのみこと)
手力雄之尊(たぢからおのみこと)
日本武尊 (やまとたけるのみこと)
大鳥大神(おおとりのおおかみ)
恵比寿神 (えびすがみ)
(古事記より)
伊弉諾尊と伊奘冉命の夫婦神が力を合わせ、この地上にたくさんの神様をお生みになったそうです。
伊奘冉命が最後に火の神をお生みになったとき、
その火に身を焼かれ、ついに亡くなってしまわれました。伊弉諾尊は、歎き悲しみ涙しました。
やがて憎しみ、腰に下げていた「十握剣(とつかのつるぎ)」を抜き、火の神を断ち切ってしまいました。
剣の刃から滴る血、鍔(つば)から滴る血、剣先から滴る血、剣の柄から滴る血、各々が神となりました。剣の柄に溜まり、指の間から漏れ流れ滴る血がそそいで神となりましたのが、名付けて「闇龗(くらおかみ)」という神さまだそうです。
「闇龗(くらおかみ)」高龗神(おかみのかみ)
「くら」は谷、「おかみ」は雨や雪をつかさどる蛇身の神の意) 記紀に見える谷間の水の神。とのことです。
恵比寿さま