WITHOUT YOU JAPAN TOUR 2024 | ale moco remo

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アレもコレも色々楽しんでみたい、いつも直球ストレートなMeiqiの日々を綴ったブログ

ブロードウェイミュージカルRENTのマーク役を演じてたAnthony Rappのワンマンミュージカル。

大阪公演を見てきました!

 

これ宣伝してた?全然知らなくて、たぶん10日ほど前にInstagramの広告で流れてきたのを偶然見つけた感じ。チケットはネットでも予約できたけど、手数料色々かかってしまうので、週初め月曜日、梅田行くついでにシアタードラマシティの窓口まで直接買いに行きました。公演5日前なのに、なん5列目が取れた!うひょひょ〜最高だぁ

 

そして、いよいよ当日。

ダンススタジオの発表会で何度もシアタードラマシティの舞台に立ってるので、座席の位置、客席から見える感じ、舞台から見える感じもわかるので、この席が取れたというだけでテンション爆上がり!

 

ステージにはアンソニーとバンドメンバー5人。不揃いの椅子が数脚と長テーブルが一本。スクリーンが一枚だけ吊られているシンプルな舞台。90分1幕もので休憩なし。場面転換もなく、アンソニー自身がシーンによって椅子やテーブルを移動させる

 

字幕は両サイドにあって、初日は5列目だったのでチラ見したけど、2日目はチラ見するのをやめて舞台に集中!やっぱり直接聴く方が良いね。映画とかもそうだけど、字数制限でニュアンスちょっと違うところあったり、ん?それちょっと違うかも?ってのもクリアだもんね

 

さてさて、内容はジョナサン・ラーソン、そしてお母様、RENTの初演までの道のり、アンソニー自身が経験した自伝的な作品。RENTを見たことある人、そして大好きな人いわゆるRENTHEADSにとっては本当にたまらないと思う。見たことのない人も、大切な人は誰にもいるし、大切な人との別れは誰でも経験することなので、そういう意味では見たことあるなし関係なく、まったく心に響かない人はいない気はする

 

初めてアンソニーがジョナサンにあった時のこと、1人で演じてるのに上手く演じ分けていて、わかりやすかった。たぶんすごく特徴を捉えてて、あんな感じだったんだろうなぁと想像できた。オフ・ブロードウェイ・プレビュー初日終演後に、アンソニーはジョナサンに「ほんと最高だったよ!ありがとう」と伝えようとしたけど、ずっと記者たちに囲まれていて、声をかけることが出来なかった。だけど、また明日会うからいいかと劇場を後にしたのが、それっきりになってしまった。誰もジョナサンが亡くなるなんて思ってもみなかったはず。こんな悲しいことってある?

 

そして、お母様とのエピソード。ママとのやりとりももちろん1人で演じてるんだけど、ちゃんとママはママだったな。追悼式で"Without You"を歌うシーン、これ実際の追悼式でも歌われたと思うので、きっと思い出してたんだろうなぁ、初日かなりウルウルしてた。2日目千秋楽はアンソニーの目から光るものが溢れてました。だけど、声を詰まらせることなく歌い上げていて、さすがプロだ!

 

ラストのSeasons of Loveは、かなりノリノリなバージョンのアレンジで、アンソニーも楽しそうに歌っていて、私も笑顔で一緒に口パクしてたけど、もうダメだ🥹絶好調に涙腺崩壊しちゃってるもんだから、身体震えて、声出て泣きそうになるのを必死に堪えました。いやぁ、やばかったわ

 

全くRENTをご存知ない方も多数いらしたようで、「なんか知らんけど、良かったわぁ〜」と終演後言ってるおばちゃま方の声が聞こえてきました。なので、そんな方からしたら号泣しているRENTファンの姿を見て、もしかしたら「この人ら、どないしはったん?」って思ったしれませんねwすんません

 

お客様が全員ホールから退出されまして、いよいよ人生初のMeet & Greet

しばらく待ってたら、アンソニー来たーーーーーーきゃあ!

現在スタートレックディスカバリー出演中ってことで、スタトレ好きならわかるハンドサインを一緒にしてもらってパシャリと撮影していただきました!Thank you

 

厚かましくも初日に買ったトートバッグにサインもお願いしてしまった

名前を伝えた時に”Cute Name”と言ってくれて「日本であまり聞かない名前だよねぇ」って言われたので、「あ、実は私は中国人なの」って伝えたら、「お!そうなんだね、これは失礼」と笑ってくれました。この名前を付けてくれた両親に感謝。パパとママ、ありがとう!!!

 

今週月曜日が誕生日で、週末こんな素敵な経験をすることが出来て、最高のバースデーウィークでした

このタイミングで見れたことは必然なのかなと思った。亡くなった父と繋がる感覚、今月の初め富士山の麓で行われた2泊3日の研修でもあったし、誕生日の月はそんなタイミングなのか?と思ってしまう

 

 

初めてRENTを見たのが2007年12月24日、マーク役のアンソニーの最初のセリフにある”December 24th”まさに当日。その時のブログはこちらだけど、この時はアンソニーではなくて、ツアーメンバーでした。

 

その後、映画版のDVDでオリジナルキャストのアンソニーとアダムが演じてるのを見て、わ!前に見たのとなんか違うぞ、これはオリジナルで見たいと思ったけど、すでにブロードウェイでは終演して叶わず。ところがラッキーなことに2009年最後の海外ツアーはオリジナルキャストで東京公演があったので見に行きました。その時のブログはこちらなんだけど、チケット代えらい安かったなぁと思っちゃったw 

あれから15年経ってるけど、アンソニーはまったく衰えることなく、素晴らしいパフォーマンスだった。舞台俳優さんってやっぱり上手いんだなぁと思った。

 

そうそう、米国ではアンコールにRENTのナンバーを歌ってるようです。日本で難しそうですもんね。カーテンコール千秋楽ではスタンディングオベーションがなかなか鳴り止まなかったので、アンソニーだけ再び出て来てくれて、ありがとうと日本語で言ってくれました。そして、はけて行く時に上を見上げて”I love you”のハンドサイン🤟をしてた。ママに向かってね。もう素敵過ぎました