日曜日、母は勉強のために京都へ行きました。残されたのは私と父とシーズーの女の子カナ。母は私たちを残すのにいつも心配しています。食事のこともですが、私と父はいつももめるので。今回もいろいろありました。

 まず、母が京都に行く前に隣の家のご主人がなくなり、月曜日は私が代表して葬儀に出かけました。鬱も2019年から福祉の勉強をしだしていつも薬がないといけない状態。服用しても効かないことがあります。そういう不安定な状態でした。水曜日、パソコン教室に行き、パソコンのバージョンアップのことで先生に色々聞いて、昼からあるショートケアまで時間が多少あるので同じ建物でやっているジムで体を動かしました。そしてショートケアへ。そこで私はお茶を頂こうとしたら持っているケトルを落としてしまい、中に入っている水がテーブルに流れ出てしまったのです。やってしまった、と思ったけど、ワーカーの方が丁寧にふき取ってくださいました。行動療法の日だったんだけど、ちょっと忙しすぎたのか上の空だったなと思う。

 そして夜になり、鬱がピークになり、妹にSOSのラインをしました。するとすぐライン電話をかけてきてくれて話をしました。これがとてもよかったのですが。今下の姪っ子が不登校で引きこもりです。妹はどうにかしたいとネットを色々調べた結果、図書館で荒井てるかず先生という不登校セラピーの本に出合ったそうなのです。そして今妹はその先生が主催する、一番値段が安いコースでオンデマンドで勉強しています。

 すると私の精神状態にもつながる話ができていて、実際姪っ子にもいい声掛けができ、上のお姉ちゃんとカラオケに行くかという話も出ているそうです。今私は4年にわたる福祉の勉強をしてきて記憶力に自信が有りません。すぐに忘れてしまうし。ですが、新井先生のメソッドだと半年後に不登校の子が登校する確率が88%。結果引きこもり不登校がなくなる確率が100%だそうです。

 私の時代にこの荒井先生と出会っていればと思います。荒井先生はもともと心理士さんとして働いていて、ご自身もひどい鬱で闘病された経験があるらしいのです。その経験から心理士になったらしいのですが、もとは不登校引きこもりの相手メインではなかったようなのです。

私は妹の話を興味深く聞いていました。私の欲しいものがここにあるのだと実感して、今すぐにでも高いコースアドバンス80万円を受けたいと思いましたが、母はその話を知らないし、母が帰ってきてからと思いました。妹と通話を切るころには鬱がなくなっていました。

 しかし、次の日、父とひと悶着がありました。水曜日は私がパソコン教室が10時からあるので7時には起きて洗濯物や掃除、食事を作っておかなければなりません。正直とても忙しいです。それを父はわかってくれないんですよね。多系統萎縮症の難病のせいで、彼の意思でやったのか、病気がゆえにしてしまったのかわからないトラブルがあって、私は困りました。そして父が寝付くときに私に言ったのです。「そうだよな、お姉ちゃんはお母さんの代わりだもんな」と。私はそれを聞いて、私をお母さんの代わりにされて全てしろというのはとてもではないけれど堪えられないと思いました。

 で、木曜日の夜。いつもうちは朝食べるサラダを作り置きしておくのですが、それがなくなったので私は野菜を切っていました。父とも色々あっていらだっていたし、本当は大好きなテレビ番組、プレバトを見たかったんです。でもサラダは作らないといけない。右手も麻痺して辛い状態で野菜を切っていて、そばにいた父にもとてもじゃないけど私をお母さん代わりにされたら神経が持たない。自分のことは自分でやってと言っていたら、サラダ作っているから観ないくせにテレビつけていると言われて、私はその一言でプチっと切れてしまったのです。

 本当はプレバトみたいですよ。でも父のためにサラダを作っている。右手がつらい状態なのに。それを全く分かっていなくて父をコテンパンにのしてしまったのです。これは暴力です。泣きながら殴っていました。なんで私の気持ちを理解してくれないの?と。

 ここで思い出したのは妹がいっていた義理のお父さんの話。もう何度も肺がんで病気にかかっているのに、たばこだけは絶対やめないと言っている。だからお義母さんもだったら死ねばいいじゃないと言っているらしいのです。お姉ちゃんはやさしすぎるよ、と。だからもう父のことはしません。

 だから次の日から父と一切口を開かないことにしました。いわば無視です。反応して応えるから父のペースに巻き込まれ、なんでも頼られて結果私がしないといけなくなる。

 妹もいっていたけど不登校の子をもった親御さんは皆さんまじめだそうです。だから荒井先生はそこからお母さんのおばあちゃんの代までさかのぼって話をするそうです。

 私は小さい時から心理的虐待とネグレクトを受けて育ってきました。物心つく前からいじめられ、仲よく遊びたいのに人が怖くてどうしたらいいのかわからない。だから、私の作った空想の世界へ逃げてそこがまるで現実の世界であるかのような錯覚を受けるほどです。

 今私は自分の心理について迷っています。福祉の勉強はしたけどそれで働きたいとは今思っていない。一番なのは通っているサポステの担当の先生が素晴らしい方でこの方のもとで働きたいと思うくらいなのです。

 パソコン教室も生涯学習のために通っている人用なので正直、あまりここは役立たないと思いました。でも11月分も払ってしまったので通う予定ですが、地元の精神福祉の分野でパソコンを教えてくれるところがあるのでまたそこに行き、検定を受けようか、と思っています。

 昨日母が帰ってきてやっと生きた心地がしました。母がいない間、花の教室の生徒さんが気を利かせてくれて栗ご飯を持ってきてくださりました。それがとてもおいしくて。しみました。今日は母にほどきとかやることが沢山あります。父もリビングでテレビを見たいだろうからいる時は私は二階にいることにします。

 幸い、コミックシーモアとかで無料でみれる漫画があるのでそれを見たりするのが楽しいです。でもどこかで父と対峙しなければならなくなる時がある気がするのでそれが今から思うと嫌かな。

 それでは一日の作業を始めます。見てくださってありがとうございます。失礼します。